2015.03.20

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あるお人形のはなし。

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和えるは、三方良しを大切にしています。
三方良しは、近江商人の考えです。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」
先日、この三方良しの理解を深めるため、近江商人の博物館へ行って参りました。
そこで出逢ったお人形の話を、皆さんにお伝えしたいと思います。

「お父さんとお母さん、どちらが好き?」

ある人が、幼い子どもにこの質問をしたそうです。
するとその子どもは、
手に持っていたお饅頭を2つに割って見せて、
「これとこれ、どちらが美味しいと思う?」と質問し返したそうです。

このエピソードを表すように、その人形は、
幼い子どもが両手に半分こしたお饅頭を持った
立ち姿となっています。
これを「饅頭喰い人形」といいます。

饅頭喰い人形を部屋に飾ると、子どもが賢くなると言われ、
また、子授けや安産祈願にも奉納される縁起物でもあるそうです。

お父さんとお母さんへの想いが変わらないことを、
ただ言葉で伝えるのではなく、お饅頭で表現し、
さらに想いが伝わってくる心温まるお話ですよね。

みなさまがその子どもだったら、何と答えますか^^

飯田

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