
CASES
伴走型リブランディングで取り組む、「企業らしさ」の表現とその浸透
aeru re-branding
- クライアント
- 株式会社ワイエムジーさん
- 所在地
- 愛知県豊橋市
愛知県豊橋市にて、自動化ロボットシステムの製造を行う、株式会社ワイエムジーさん。
和える代表・矢島の講演をお聞きくださったことがきっかけで、伴走型リブランディングのご依頼をいただきました。社長との対話を通じて、「企業の伝統を未来へつなぎたい」「地域社会や日本社会に貢献したい」という真摯な想いが浮かび上がりました。その想いは、皆がご機嫌に生きられる豊かな世界を見据えたものでした。
企業らしさを整理し、浸透させたい
創業者から事業承継し、2代目代表取締役となった山本祐一郎 氏は、「ロボット製造のお仕事を通じて、社会も従業員も笑顔になる」という信念を持ち、社内外で様々な活動を展開されています。
そうした想いを、従業員の皆さんとも共有し、同じ方向へ一緒に歩みたい−。
そのために、株式会社ワイエムジーさんが大切にする価値観を整理することから出発しました。

メッセージの可視化とその浸透に向けて
オンラインセッションでは、山本氏をはじめとする幹部の皆様と対話し、企業の歴史や先代の想いを辿ることから始まりました。また、従業員さんへのヒアリングや現地視察を通じて、「ワイエムジーらしさ」を丁寧に洗い出していきました。
それをまとめて「YMGが大切にしたい8つのこと You & Memgers’ 8 goals」が完成。社内の雰囲気や、従業員さんの受け止め方などまでを考慮し、文言を精緻に検証しながら制作したものです。

そして、その後に重要となるのは、そのメッセージを社内外にいかに浸透させるか。
広報担当の従業員さんと、社内報の企画・採用活動の見直しといった角度から、「ワイエムジーの価値観」をどのように広めていくか、具体的に検討していきました。

伴走型だからこそ叶うステップ
「組織文化をつくる」「組織の価値観を浸透させる」という、ともすると気の遠くなりそうな課題。それでも、和えるという伴走相手とともに取り組むことで、着実に歩を進めていくことが叶います。
和えるの伴走により、経営者である山本氏の心境や、従業員さんの様子には、どのような変化が生まれたのでしょうか。
- 整えたメッセージが思考のベースにあるため、自分の意見や考えをより明確に伝えられるようになった。
- 丁寧な対話を通じて、自分の持つ考え方や、それに基づいて取り組む内容について自信が持てるようになった。自分がブレないことが大切だと思う。
- 真の目的を意識して仕事をするというマインドの部分を、学ぶことができたと思う。プロジェクトに関わる一員としての、本当の意味での責任感を持てるようになった。
次のフェーズとして2年目は、メッセージとして整えた企業の価値観をさらに現場レベルに落とし込んでいくために、各部門ごとに対話の時間を設けるかたちで伴走します。
従業員さん一人ひとりが、「ワイエムジーらしさ」を自然と意識して仕事に取り組めるような環境・仕組みづくりを目指していきます。
aeru re-brandingに興味をお持ちの方へ
和えるでは、地域の中小企業を対象とした「伴走型リブランディング事業」を行っています。それは、有形文化・無形文化ともに、地域の特色を育んでいるのは、まさしくその地に根付く中小企業であり、「日本の伝統を次世代につなぐためには、中小企業を元気にしていくことが重要」という想いからです。
同一の産業でも、抱える課題は千差万別。和えるの伴走型リブランディング支援では、お一人おひとりとの対話を重ねることによって、会社やブランド、モノづくりの原点に立ち戻り、「自分たちは何のために存在しているのか。」その本質を問い直し改善策を共に考案、未来へつなげるための具体策を提供いたします。
また、各業界からプロの講師を招いた公開講座の設計やイベント企画、メディアへのアプローチなど、様々な角度でお手伝いさせていただくことが可能です。
和えるの伴走型リブランディング支援事業へご興味をお持ちの方は、お気軽にこちらまでお問い合わせくださいませ。





