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第六話 京都 京銘竹のお部屋

京銘竹のお部屋 -BAMBOO-

日本の庭園や建築に欠かせない竹。寒暖の差が大きく、豊かな土壌と水に恵まれた京都では、古来より美しい竹が育まれてきました。
京都産かつ京都ならではの技法で生まれた「白竹」「胡麻竹」「図面角竹」「亀甲竹」は京銘竹と呼ばれます。

白竹

この美しい艶は、採れた竹の表面を火で炙り、中からにじみ出る油分を綿の布で丁寧に拭き取り、さらに天日で何日も乾燥させることで生まれます。
竹垣や茶道具など幅広く活かされています。

胡麻竹(錆竹)

5年以上育てた古い竹の上部分を伐って枝を落とすことで、水の行き場がなくなり半枯れの状態になると、竹の表面にきれいな斑点が現れます。
枯れるまでに約3年、その後2年ほど乾燥させようやく完成します。

図面竹

こちらのまだら模様は、若くて肌が柔らかい1年目の竹に硫酸と砥の粉と呼ばれる土の粉末を混ぜたもので竹を撫で、模様をつけることで生まれます。

亀甲竹

盛り上がった部分が亀の甲羅のように見えることから、亀甲竹と呼ばれています。
これは孟宗竹の突然変異によって生まれた、とても珍しい竹で、縁起物として珍重されています。

「蘇嶐窯」のカップ&ソーサーや、 硝子工芸家・安土草多さんの吹きガラスのグラスなど、小物にもこだわりました。
職人の手仕事に囲まれて、ゆっくりと流れる時間をお過ごしください。

information

〒600-8835 京都府京都市下京区観喜寺町15 「梅小路ポテル京都」内
電話番号:075-284-1100

交通アクセス

電車の場合
JR「京都」駅中央出口から西へ徒歩15分
JR山陰本線「梅小路京都西」駅から徒歩約5分
バスの場合
JR京都駅→(京都市バス/京阪京都交通バス)→七条大宮・京都水族館前→(徒歩約5分)
車の場合
名神高速道路「京都南IC」から約15分 名神高速道路「京都東IC」から約30分

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