2015.06.18
一つひとつ違う顔をもった刷毛目さん
本日直営店『aeru meguro』に生まれたばかりの
『福岡県から 小石原焼の こぼしにくいコップ』が職人から届きました。
小石原焼は、古時計のゼンマイを加工した鉋(かんな)をあてて、
ぐるぐると文様を彫る「飛び鉋(とびかんな)」と、
刷毛で等間隔に美しい文様を打つ「刷毛目(はけめ)」
という伝統的な技法があります。
私を魅了した刷毛目の小石原焼さんがおりましたので、紹介させていただきます。
まずみなさま、こちらをご覧ください。
見ていただくとわかるように、同じ商品ですが、
実は一つひとつに個性がございます。
こちらはそよ風のように、気持ちよく刷毛目が入っている、爽やかな小石原焼さん。
次にこちらはピアノの鍵盤のように見える、陽気な小石原焼さん。
最後にこちらは私が一番気に入った、スタイリッシュなように見えて、刷毛目の部分がゆらゆらとしている、お洒落な小石原焼さん。
刷毛で模様を打つ際のろくろを回す早さ、模様を打つ強さ、釉薬の量。
これらが毎回微量ながら変わることにより、それぞれの個性を引き出しているのです。
『aeru meguro』では、お客さまに一人ひとりの個性を見ていただき、
じっくりとお選びいただいております。
気に入った子を贈っていただく、もしくはお持ち帰りいただけますと嬉しいです。
先ほど紹介しました刷毛目の小石原焼さんも、皆さまのお越しをお待ちしておりますので、
ぜひ『aeru meguro』にお立ち寄りくださいませ。
『aeru meguro』ホストマザー 森