CASES

お茶席からギャラリーへ。和えるがつなぐ、対話と発見の文化体験

aeru school

クライアント
独立行政法人国際交流基金様
所在地
京都

和えるは、伝統文化を「体験」するだけでなく、一人ひとりの気づきや対話を引き出すことを大切にしています。

このたび、ラオス国立博物館の館長・Vanpheng Keopannha(ヴァンペン・ケオパンニャー)様を京都にお迎えし、京都「aeru gojo」京町家での茶道体感プログラムと、西陣の“Hosoo Gallery”訪問をアテンドさせていただきました。

今回の来日は、独立行政法人国際交流基金様が実施する「文化人短期招へい事業」の一環として実現したものです。同事業は、海外の学者や芸術家などを日本に招き、研究者や文化関係者との交流を促すもので、和えるへ京都プログラムのアレンジのご依頼をいただき手掛けました。

異なる文化や背景をもつ方との交流のなかで、日本の精神性と革新の力を感じていただける、豊かな学びの場が広がりました。

茶道体験で日本の精神性に触れる

築100年を超える京町家を舞台に展開している「Casual Tea Ceremony and Feel Zen Spirit」は、和える独自の茶道体感プログラムです。

所作や作法を一方的にお伝えするのではなく、参加者との“対話”を重ねながら、日本の精神性や美意識を自らの気づきとして体感していただくことを大切にしています。

ヴァンペン館長も畳の歩き方や所作に熱心に関心を寄せられ、樂茶碗を手に取り、京都の銘菓「水月」とともに抹茶をお楽しみいただきました。体験の中で「日本人は質素さや自然の中に美を見出す」「作り手のものづくりはscientific way of thinking」と語られたのが印象的でした。

“Hosoo Gallery”で伝統と革新を体感する

続いて、西陣の老舗「細尾」さんが運営する“Hosoo Gallery”を訪問しました。当代・細尾真考氏のご案内のもと、伝統的な染織とデザイン・テクノロジーの融合を間近に体感。

ヴァンペン館長もまた、ラオスで伝統的な絹織物の展示を手がける立場から、文化を次世代に継承するという共通点を見出され、専門的な対話を深められていました。

ここでも「伝統と革新を往還しながら文化を未来へつなぐ」という学びを共有し、強い感銘を受けられました。

国際的な文化交流の場をデザインする

茶道体験と“Hosoo Gallery”訪問を通じて、日本の伝統と革新にふれた今回の時間。

そこには、国や文化を越えて広がる対話と学びがありました。

和えるはこれからも、伝統文化を媒介にした感性の交流の場をデザインし、未来につながる国際的な学びを紡いでまいります。

<写真提供:独立行政法人国際交流基金 様>

大切なお客様のご案内、和えるにお任せください

京都を訪れる海外からの大切なお客様やご友人をお迎えする際には、日本の伝統に精通している、和えるスタッフが心を込めてご案内いたします。言語は英語での対応が可能です。

築100年の京町家での茶道体感プログラム “Casual Tea Ceremony and Feel Zen Spirit” をはじめ、和えるならではの企画をご用意しております。

体験を通じて、日本の精神性に触れながら、豊かな学びと感性を育むひとときをお届けいたします。

法人やグループでのご利用にも柔軟に対応しておりますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

 

  • お問合せ

https://a-eru.co.jp/contact

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Casual Tea Ceremony in 100-Year-Old Machiya House in Kyoto