2019.10.19

11月2日〜24日 モデルハウス「とこしえ」にて、展示&ワークショップ開催!「和紙のある暮らし〜温もりある空間づくりのヒント〜」

京都で半世紀以上、注文住宅をはじめさまざまな建物づくりに携わる、
株式会社デザオ建設さん。

和えるでは、デザオ建設さんと一緒に、日本の伝統や文化の魅力を身近に感じ、
日々の暮らしをより豊かに感じられるようなイベントを、季節ごとに開催しています。

今回は「和紙のある暮らし」として11月2日から24日まで展示を行います。

11/2〜24の期間中、モデルハウスのリビングやキッチン、ダイニングなどの住空間を活かし、
京都の職人が和紙を使って製作したインテリアの展示を行います。

襖や屏風、提灯、掛け軸。
時には、お部屋の空間を分ける仕切りとして、また照明として、お部屋に飾る作品として……
古くより、和紙は様々に姿形を変え、私たち日本人が暮らす空間に取り入れられてきました。
現代の住空間に、和紙の温もりを取り入れるヒントが見つかりますように。

<展示作品>

表装処 株式会社 弘誠堂
「掛け軸、額装、屏風、画帖、巻物」など美術工芸品的なものや「襖、壁装」など
日常生活に密着した実用的な分野を手掛ける職人「表具師」の工房。
弘誠堂では各種寺社仏閣等の表具の修復を手がけるのみならず、
国内外のデザイナーやアーティストとのコラボレーションなどに積極的に取り組んでいる。

京提灯 小嶋商店
京提灯の新たな可能性のために。
小嶋商店は、江戸寛政年間の創業以来、京地場張式提灯の製造販売を行う。
伝統を守り正当派の製法で提灯の新たな可能性を求め、
既存の概念にとらわれない提灯のあり方を提案している。

「とこしえ」の和室のお仕事
静好堂中島
裏千家職方で、京都の老舗旅館の仕事など一流の技を伝承しつつ、
現代の暮らしに取り入れやすい新しい表具の魅力も発信されている。
「とこしえ」では、凛とした空気感を表具で表現する和室に全面的に協力。

和室照明 折灯華
京都表具共同組合連合企画による表具師の提案する照明シリーズ。
「とこしえ」には襖とお揃いの唐紙を使用したシーリングライトとスタンド照明を採用。

<奥深い和紙の魅力 型染めワークショップ>

◯日程: 11月4日(月)第一部10:30-11:30/第二部13:00-14:00/第三部 15:00-16:00 (各回定員10名)
◯参加費:お一人様2,500円(税込)
◯会場: デザオ建設北野展示場 つなぐモデルハウス とこしえ
〒602-8324 京都府京都市上京区元観音町469(今出川通七本松南東角)

◯内容: 1000年以上の歴史を持つ、和紙でできた「伊勢型紙」を使って、
和紙のはがきに型染めを行います。京都「紙司 柿本」の和紙はがきに、日本画などに使用する顔彩で自由に色をつけます。
最も身近な和紙製品の「はがき」で型染めを楽しんだ後は、館内に展示されている和紙のインテリアを巡ります。
和紙がどのように活かされているか、見どころを解説しながらの「とこしえ」ツアーです。

詳細・お申し込みはこちら。

秋の伊勢型紙ワークショップ

<特別ツアー>

細部までこだわって作られたモデルハウス「とこしえ」の空間は、
お仕事でインテリアや空間デザインに携わる方や、
工芸の魅力を伝えていきたい、という方にとってすごく面白いのでは…

また、お家を建てる予定はまだないけれど…という一般の方にとっても、
お部屋の模様替えやインテリア選びに、参考になるのでは…

そんな想いから、「aeru room」など職人さんとの空間づくりを担当している
田房(たぶさ)がご案内する、1日限りの見学ツアーを企画しました!

※職人さんとの空間デザインについて、田房のインタビュー記事はこちら。
【インタビュー】日本の伝統を次世代につなぐ。「和えるらしさ」を育む、経営とデザイン。

和紙の温かみを、現代の住空間「とこしえ」でお楽しみいただけますように。

この機会にぜひ、気軽に足を運んでいただけますと嬉しいです!
◯日時:11月24日13時〜14時
◯参加費:無料

詳細・お申し込みはこちら。

つなぐモデルハウス「とこしえ」 2019年度 グッドデザイン賞受賞

この度、つなぐモデルハウス「とこしえ」はグッドデザイン賞を受賞されました!
「とこしえ」は、ネット・ゼロ・エネルギー住宅として最新の技術を採用しつつ、
京都の住文化を『つなぐ』ことに主眼を置いておられるモデルハウスです。

伝統技術を生活を形作る技として体験する機会として、
展示やワークショップを積極的に行っている点でも高い評価がされたとのこと。
ぜひ、この秋のイベントに足をお運びいただければと思います^^

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