2017.07.01

「美術館みたい!」7歳の男の子がお父さまと一緒に、aeru meguroにお越しくださいました^^


先日、小学校2年生の男の子が東京直営店「aeru meguro」に立ち寄ってくださいました。
お父さまと一緒に、習い事からの帰り道^^
気になって、扉を開けてくださったのです。

美術館が大好きで、お父さまと展示をよく見に行くんだよと教えてくれた、7歳の男の子。
aeruの『福井県から 組子細工の オーナメント』や、
『石川県から 山中漆器の こぼしにくい器』などを手にとって、
たくさんの質問をしてくれました。


「漆って何?」「この溝は?」
漆の樹液を採取する「掻き子」と呼ばれる職人さんからいただいてきた、
漆の木をじっくりと見て、道具で掻かれた跡を見つけてくれました。
この跡から染み出した樹液を使って、器が塗られていることをお伝えすると、
とても不思議そうに、漆器を触ってくれました^^

「これはガラス?」
『東京都から 江戸更紗の おでかけ前掛け』の釉薬のかかった波佐見焼のボタンを見て、
質問は続きます!

「aeru meguro」には、土を成形した後に素焼きされた状態のボタン(右側)と、
釉薬をかけて再度焼き上げた状態のボタンとを見比べることができます。

まさに、釉薬は陶磁器などの表面を覆っているガラス質のもの。
しっかり観察して、「これはガラス?」と尋ねてくれたようです^^

ご覧になった後には、「親戚の赤ちゃんだったら何が喜ぶかなぁ」
「このお店、もっと色んな人に知ってほしいなぁ」と
お父さまに話しているのを聞いて、とても優しい気持ちになりました。
お父さまからも「原材料が見られるのはいいですね」と嬉しいお言葉もいただきました。

最後の質問は、「和える」の意味について。
和えるとは、元あるものの良さを活かすことで、新しいものを生み出すこと。
お料理の「和え物」などに使われている言葉です。
お家に帰ったら、「ごま和えって何か、お母さんに聞いてみるね」とお別れしました^^

ちなみに、男の子のお気に入りは『愛媛県から 五十崎和紙の 紙風船』だそう。
こちらの紙風船は、ぽん、ぽん、と何度か手のひらで打ち上げていただくと、
少しずつふくらんでいき、球状になっていきます。
自然と膨らんでいく様子が新鮮だったとのことです!

大好きな美術館のように「aeru meguro」を楽しんでくださったお二人。
「aeru meguro」では、職人さんの手仕事の様子を動画でご覧いただいたり、原材料に触れ香りを試したり、五感で日本の伝統を感じていただくことができます。
ぜひ、お気軽にお立ち寄りくださいね!

aeru meguro ホストシスター 松下

<東京直営店「aeru meguro」>
営業時間:11:00~18:00(水曜日定休)
アクセス:目黒駅 徒歩3分(JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線)
地図はこちら

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