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オリジナルの引き出物の商品開発と、社員研修を行いました

aeru oatsurae

クライアント
株式会社エスクリさん
業種
ブライダル事業
規模
1,068名(2021年3月31日現在、グループ全体)
所在地
東京都(本社)

挙式・披露宴の企画・運営を主な事業として展開されている株式会社エスクリさんのご依頼で、職人の技術を活かし環境にも配慮したオリジナルの引き出物4点をお誂えしました。これらは、エスクリさんが運営されている全国の結婚式場のうち、まずは関東圏の13拠点にて挙式される方々にお選びいただけるようになります。

また、それぞれの式場のウェディングプランナーの方々を対象に、社員研修も実施しました。環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に配慮したESG経営に積極的に取り組んでおられるエスクリさんのご意向を受け、商品の特徴はもちろん、近年関心が高まっているサステナビリティやSDGs(持続可能な開発目標)といったテーマも盛り込んだ研修です。

今回のご要望は、主に以下の3点でした。

  1. 引き出物を、日本の伝統産業の職人さんとともに生み出したい。
  2. 環境にもしっかりと配慮した引き出物にしたい。
  3. ウェディングプランナーの方々を対象に、社内研修を実施してほしい。

下記に、具体的な取り組みをまとめましたので、ぜひご覧ください。

ESG経営やSDGsの実践、社内での浸透などに取り組んでおられる企業様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せくださいませ。

「想い」をもとに、引き出物のご提案

オリジナルのものをお誂えする際に、和えるが大切にしているのは、ご依頼主様の「想い」をしっかりと伺うことです。

引き出物を日常で使い続けることにより、結婚式を通じて芽生えた絆や想い、感動や温かな気持ちを自然と思い出してほしい。そして、そのような豊かな気持ちを繋ぐお品は、自然にもやさしく、職人さんの温かさも感じられるようなものであってほしい。

このようなエスクリさんの想いをもとに、商品を生み出すための大切な土台として、「ハレの日の『豊かさ』をギフトでつなぐ」とコンセプトを言語化。
その後もお打ち合わせと試作を重ね、エスクリさんのイメージや引き出物の金額感、技術的な制約なども加味しながら形にしていきました。

例えば次の写真は、「家庭の灯りをともす」として結婚式で馴染みの深いろうそくのデザイン案です。
たくさんの輪がつながってできる七宝文様は「両家のご縁を大切に、円満に広がっていくように」という、まさに結婚式にぴったりの願いが込められています。

また、ろうそくの中でも、日本で長く受け継がれてきた「和ろうそく」をご提案。
和ろうそくは、原材料に石油系のパラフィンを使用せず、植物性の蝋(ろう)から作られるのが特徴です。

日本の伝統的なものづくりには、植物や土、石、水など、 豊かな自然の恵が欠かせません。
最近はESG経営やSDGsといった言葉をよく耳にするようになりましたが、日本の職人さんはこの言葉が使われ始めるずっと前から、何世代も続く「持続可能なものづくり」を行っておられるのです。
和えるでは日本全国の職人さんを訪ね、自然の恵を私たちの代で使い尽くしてしまうのではなく、次の世代に伝統をつなぎたいという想いを強くお持ちの方々と協業しています。

エスクリさんでの結婚式に参列された方々が、ご自宅で引き出物をご覧になるたび、当日の温かな気持ちを思い出す……
そんな豊かな時間を、職人さんのサステイナブルなものづくりの技術を活かして実現することを目指しました。

ハレの日の「豊かさ」をつなぐギフトのご紹介

このようにして完成した引き出物は、以下の4点です。

-これからを灯す- 吉祥文様の京ろうそく(製作:中村ローソク)

「家庭の灯りをともす」として結婚式で馴染み深い、ろうそくの灯り。京ろうそく職人が、新郎新婦、参列者のみなさまの幸せを願い、縁起の良い吉祥文様をあしらいました。

-つながりを願う- 砥部焼のペア豆皿(製作:大西陶芸)

小さくて可愛らしい豆皿に、日本の伝統の唐草文様をぷっくり華やかに描きました。 唐草文様は「長寿や繁栄」の意味を持ち、結婚式にぴったりの縁起の良いデザイン。

-用の美を楽しむ- 津軽塗りのお箸(製作:小林漆器)

1日3食、365 日。 毎日手に取り、口に触れるお箸だからこそ、上質なものを贈りたい。 津軽塗り職人が、50以上もの工程を経て生み出した、漆塗りのお箸です。

-日本の“あい”とお出かけ- Japan Blueのハンカチ(製作:本藍染矢野工場)

たくさんの藍と愛が込められた大人の上質な贈り物です。 本藍染の職人さんが、江戸時代から続く伝統的な技法を活かし、自然の恵みで染めあげました。

さらに、包装紙や緩衝材においても、環境への負荷に配慮した材料を使っています。

■包装紙
愛媛県の大州(おおず)和紙で、楮(こうぞ)の繊維が固まって正規品として出荷できない障子紙を活用したものです。包みを開けた後は、ちょっとしたお手紙を書く一筆箋や折り紙などにお使いいただけます。

■緩衝材
箱の中で引き出物をやさしく受け止められるよう、高知県産のヒノキの木毛(もくめん)を使いました。木毛とは、木材を薄く削って作った天然の緩衝材のこと。森林は環境保全や災害予防のために適度の伐採・利用・植林が必要ですが、日本では森林資源が豊かであるにもかかわらず、多くが使われずに廃れてしまっています。包みを開けた後は、アロマオイルを垂らすほか、消臭剤や入浴剤としてもお楽しみいただけます。

エスクリさん社内研修の実施

オリジナルの商品をお誂えするだけではなく、もう一つ大切にしていることがあります。それは、商品に込められた想いが社内外に伝わるようお手伝いすることです。

今回のように、未来を見据えた取り組みのご相談をくださる企業様とお話ししていると、プロジェクトに込められた想いや熱量を社内でうまく伝えるのが難しいというお悩みが多く聞かれます。今回は、実際にお客様とお話しをされる式場のプランナーさんが、「引き出物に込められた想い」や「SDGsとの関係」を語れる状態を目指し、社内研修を実施させていただきました。

aeru oatsuraeにご興味をお持ちの方へ

日本全国の伝統産業の職人さんと共に、お客さまの想いを実現する、世界にひとつだけの物をお誂えするのがaeru oatsuraeです。

個人の方であれば、大切な方への贈り物、お子さんやお孫さんの出産祝い、ご自身が暮らしの中でお使いになられるものなど。

法人の方であれば、商品の開発、会社の記念品、取引先や従業員への特別な贈り物など。

様々な場面でご活用いただけますので、興味をお持ちいただけた際は、お気軽にこちらよりお問い合わせください。

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