去年4月より始まりました「α-STATION」FM京都のラジオ番組『Artisan’s Talk』

和える代表の矢島がDJを務めさせていただき、
京都の若手職人さんや、伝統を次世代につなぐ取り組みをされている方々などのお声を、
毎週お届けしております。

『Artisan’s Talk』は、2年目に突入し、なんと放送時間が25分間から55分間に拡大!
より丁寧に、より深くお話を伺えるようになりました。
2年目の記念すべき第1回のゲストには、
「楽芸工房」西陣織 製糸部門 伝統工芸士の村田紘平さんをお招きしました^^

◯2017年度のゲストの方々の放送についてはこちら
昨年度は、合計34名の方にお越しいただきました!
これからの経済を担う京都の若手職人さんたちをはじめ、
経済界の方々や商品を生み出すことや届けることに携わっていらっしゃる方々など。
各回の内容の記事をご覧いただけます。

糸を生み出すための「平箔」

西陣織の原材料である「平箔(ひらばく)」をお作りになっている村田さん。
昭和46年にお父さまと叔父さまが創業された京都の「村田商店株式会社」と、
平成元年に製造部門として設立された滋賀県大津の「楽芸工房」の双方に関わっておられ、
お客様のご依頼に合わせた、「平箔」作りをされています。
通称、「箔屋」さん。
箔屋さんと聞くと、なんだか、仏具や器などに箔を貼っているイメージがありますが、
「平箔」とは、金銀ゆたかな豪奢な西陣織に欠かせない、金糸や金襴の原材料のこと。
和紙に漆を塗り、箔を施した「平箔」を、細かく裁断して糸が生まれるのです。

「引箔(ひきはく)」とも呼ばれ、
和紙の上に、金箔・銀箔・色箔、螺鈿箔・焼き箔などの、様々な技術を活かして生まれた箔をのせられるそう。
和紙の大きさは、縦45cm、横60cmというサイズ。
それを、別の裁断担当の職人さんが裁断し、糸が生まれます。
なんと、最小で0.2mmほどの繊細な糸も!
今はギロチンを使っているそうですが、定規と切り包丁で手で切っていた時代もあるとおっしゃっていて、驚きました。

先人の智慧を活かすことで広がる可能性

箔の施し方や色などについては、織物の仕上がりをイメージして、
話し合いをしながら決められるとのこと。
例えば、「桜の柄の帯なので、それを引き立てるような色」といったご依頼から、
打合せで何種類かの「平箔」を用意され、
糸づくりから”デザイン”をしていくそうです。
「先人たちのおかげで、ゆたかな技法・智慧を活かして、
さらに上を目指していける時代なのですね」と、
矢島も話しておりましたが、私もお話を伺い、
様々な表現から生まれる無限の可能性に、とてもわくわくしました。

普段、出来上がった帯や着物を見ることはあっても、
その糸がどのようにできているかを知ることはなかなか難しい現代。
村田さんのお話から、西陣織を拝見したときに、
どのように生まれたのかを想像する、一つの視点をいただいたように感じます。

私たち、和えるも、直営店で開催している所作講座などで、
原材料がどこで生まれ、どんな職人さんが作ってくださっているのかを、
お話させていただいています。
「すごい!なんでこうなっているの?」と、
子どもたちからたくさんの質問をいただくことも。
それは「わくわくすること」に繋がっているのだと感じます。
村田さんのお話を伺い、ものがどのように生まれ、
どのような方々が関わってできあがっているのか、
ものづくりについてより学び、みなさまにお伝えしてまいりたいと、改めて、思いました!
◯aeruの所作講座の様子はこちら

明日のゲスト

明日4月13日6:00からの放送は、引き続き、「楽芸工房」西陣織 製糸部門 伝統工芸士の村田紘平さんをお招きします。
「楽芸工房」さんの新たな挑戦や、村田さんご自身のことなど、より深くお聞きできればと思います。
どうぞお楽しみに!

aeru gojoホストシスター中川

「Artisan’s Talk」番組詳細

放送局:「α-STATION」 FM京都
放送日時:毎週金曜日 朝6:00-6:25
リクエストメッセージはこちらから。
放送エリア:京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県の5府県
(FMラジオチューナーを通じてお聴きいただけます)
※なお、パソコンやスマートフォンでラジオが聴ける「radiko.jp」では、
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