7月14日〜17日の4日間、東京直営店「aeru meguro」では、
第1回目の「aeruが出逢った職人の暮らし展」を開催しています!

日頃から工房を訪れたり、お電話をしたり、
職人さんとお話させていただく中で感じる、「豊かな職人さんの暮らし」について、
ぜひ、みなさまにもお伝えしたいという想いで始まった、
「aeruが出逢った職人の暮らし展」


第1回目は、秋田県湯沢市から川連塗りの職人、
寿次郎・佐藤史幸さんをお招きし、
初日の14日は、トークイベントを開催しました。

史幸さんは、明治初期から続く職人の家系に生まれ育った、漆塗りの職人・塗り師さん。
しかし、トークイベントは「職人ではなく、作り手だと思っている」、
という言葉から始まりました。

「職人や作家でもなく、ただの作り手である。(肩書きは)お客様が決めることであって、
ただ出来上がったものとして、誰にも負けないものを作る」
という熱い想いで、
日々真剣に、川連塗りに向き合われています。

自分で掻いた地元の漆で、漆器を塗る

史幸さんは、塗り師でありながら、
地元・湯沢にて漆を育て、ご自身で漆を採取するということもされています。

一般的に、漆器に関わる職人さんは塗り師や木地師など
分業でお仕事されていますが、
「漆掻きの技術を知っている人が産地に少ない。勉強させていただきながら、
地元・湯沢産の漆で塗りたい。」という作り手の気持ちで、
砥の粉や糊、顔料などを一切使わず、ご自身で掻いた漆で、仕上げていらっしゃいます。

日本での漆器づくりでは輸入漆が中心のなか、
「地元の木」と「地元の漆」で、器を作っていらっしゃるの史幸さんの、
「とことんやってやろう」という言葉が、とても印象的でした。

こちらは、実際に史幸さんが使われている、漆を掻くお道具。
掻いた際に、漆が染み込み、柄の部分も漆で塗られたように、
深みのあるお色になっています。

また、こちらのお碗は、
湯沢産の漆で仕上げたもの(左)と輸入漆で仕上げたもの(右)。
お手にとったお客様からは、
「湯沢産の漆で塗ったお椀は、さらさらとしていますね。」、「質感が違います!」など、
ご感想もいただきました。見た風合いも少し異なりますね^^

ぜひ、東京直営店「aeru meguro」にて、
みなさまもお手にとってご覧いただけると嬉しいです。

職人さんの自然との暮らし

早朝から、漆の木を掻くという史幸さん。
梅雨時期から10月頃までが漆を採取する季節とのこと。

「温度が高いときより、涼しいときの方が良いとされる」
「掻いた木は、4~5日間休ませてから、再び掻く」
など、無理なく漆が出るよう、自然と共に暮していらっしゃる様子が伝わってきました。

また、普段から山菜やお魚などのお料理を漆器に盛られ、
日々の食事を楽しんでいらっしゃるお話も。
「そろそろコシアブラの時期だよね」「そろそろヒメダケの季節だね」と、
周りにある環境から季節を感じて、語っているのが魅力的だなと感じました^^

期間中は、職人さんも「aeru meguro」にいらっしゃいますので、
みなさまもぜひ、川連塗りの魅力について、
また、秋田の自然と寄り添う豊かな暮らしについて、お話してみてくださいね。

aeru meguroホストシスター 松下

<東京直営店「aeru meguro」>
営業時間:11:00~18:00(水曜日定休)
アクセス:目黒駅 徒歩3分(JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線)
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