先日、 韓国・ソウルの成均館大学のみなさまが、
「aeru meguro」にお越しくださいました!

経済やデザインに興味がある学生さんから、
実際に起業を考えアントレプレナーシップを学ばれているような学生さんまで、
なんと30名ほどいらっしゃり、aeru meguroは人でいっぱい!

社会的企業家精神トレーニングプログラムの一貫として、
日本の社会的企業のお手本として「和える」について学びたいとお声をかけてくださり、
当日は和えるの「日本の伝統を次世代につなぐ」取り組みについて、
aeru meguroホストマザー(店長)の森がお話をさせていただきました^^

私たちは、小売業ではなく、ジャーナリズムの一つとして、
「モノを通して日本の伝統を伝える」ことに取り組んでいます。
そのため、みなさまには実際にaeruの商品や原材料に触れていただきながら、
製作工程やそれぞれの商品に込められた想いについて、お話しさせていただきました。

例えば、『こぼしにくい器』は、内側に反りと返しがあることで、
手首が返すのがまだ得意でない子どもたちも掬いやすい形。
自分で食べることを応援し、
ご家族で過ごすお食事の時間をより楽しんでいただけるようにと
想いを込めて、全国各地の職人さんと手作りしました。
共働きや核家族のご家庭も多くなりつつある今、
子どもたちが一生懸命食べることを、じっと応援する時間も
持ちづらくなっているかもしれません。
だからこそ、「自分で掬えた!」「できた!」という
子どもたちの笑顔を生み出すお手伝いが少しでもできれば嬉しいと思っています。
成均館大学のみなさまにも実際に掬っていただき、
「本当だ!掬える!」と『こぼしにくい器』に興味津々のご様子でした^^

他にも、驚いていらっしゃったのが、
割れたり欠けたりした器などをお直しする「金継ぎ・銀継ぎ」という技術。
aeruでは、aeruの商品をはじめ、陶磁器・漆器・ガラスの
ご自宅で大切にされていた器やコップ、花器などのお直しを承っています。

「器が割れたらどうしますか?」とホストマザーの森がお聞きすると、
「捨てる」という方がほとんど。
お直しの技術は、永くモノを大切に使い続けられるようにと想いを込めて、
先人が考えられた智慧。
「とても日本らしくて、美しい!」
「考え方がとても好きです」
といったご感想もいただきました。

しかしながら、お直しをしながら使う文化は世界各国にも。
実は、韓国でもお直しする技術は昔からあったといわれています。
現在、8月10日まで開催中の
「aeru meguro 4周年記念!金魚が泳ぎ、蝶が舞う 夏のうるし展」
展示販売させていただいてる漆職人さんの作品の中にも、その形跡を見ることができます。

それは、「鎹(かすがい)」と呼ばれるもの。
お写真の、ホッチキスのように割れを止めている、銀色のものが鎹です。
こちらは、朝鮮半島から日本に渡った、江戸後期の器で、
本銀の鎹で留められた割れの部分を、職人さんがさらに金継ぎされた作品です。

今回の訪問では、
「韓国には伝統文化はないと思う」といった学生のみなさまのお声もありましたが、
20代の学生のみなさまにとって、自国の文化にも興味を持っていただき、
それぞれの「伝統を次世代につなぐ」を考えるきっかけに、
少しでもなれていたら嬉しいです。

質疑応答では、和えるのビジネスモデルや新たな取り組みについてのご質問をいただき、
私たちも刺激をいただく、とても充実した時間となりました^^
みなさま、お越しくださり、どうもありがとうございました!

aeru meguroホストシスター 松下

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