東京直営店「aeru meguro」で開催している、
京ものユースコンペティション2016年受賞作品の展示は、4月30日までとなりました!

京都の若手職員さんを発掘・支援したいという、京都市さんの想いで
2013年に始まった、こちらのコンペティション。
第1回目から和える代表の矢島が審査員を務めさせていただいております!
受賞作品は、若手職人さんの感性と伝統が和えられた、
現代のライフスタイルに溶け込む「京もの」ばかり。

『お茶目饅頭喰い人形』

今回は、第4回グランプリの藤田美智(ふじた・みち)さんの
京焼・清水焼『お茶目饅頭喰い人形』をご紹介します^^

「何を持っているの?」「両手にお饅頭を持っているんです!」
「aeru meguro」にお越しになったみなさまから尋ねていただき、会話が始まります。

なぜ、お饅頭を持っているのかというと、
お饅頭が好きだから・・・ではなく、
昔「お父さんとお母さんのどちらが好き?」と聞かれた子どもが、
手にもっていたお饅頭をふたつに割り、
「これの、どちらが美味しいと思う?」と答えたという、
賢い子どもの逸話から生まれたお人形だからです。


古くから、賢い子どもの象徴として人気となり、
伏見人形などで作られてきたそう。
時代の中で、商売繁盛を祈願する人形としても愛されるようにもなり、
いまも、店先に飾られているところもあるそうです。

その伝統的な『饅頭喰い人形』の従来の賢さに加え、
「お茶目なかわいさ」が表現された本作品。
一つひとつ、表情や服装が少しずつ違います。
後ろ姿もなんだか、お饅頭みたい!思わず微笑んでしまいます^^

藤田さんは、
ポップでかわいらしい作風のため、「京もの」を表彰するこのコンペでの
受賞は難しいのでは…と思っていらっしゃったそうですが、
コンペティションでは、京都伝統を次の世代につなぐ作品であることが評価されました。

京都に育まれた伝統と現代の感覚、両方を活かした作品なのですね。
(準グランプリの受賞作品については、こちら

京都の若手職人のみなさまの作品を、
この機会にぜひ、ご覧いただけますと嬉しいです^^

「aeru meguro」ホストシスター 松下