2017.05.21
宮城県の職人さんから、『作並こけしの 成長てがた』が届きました!
こんにちは、aeru meguroホストシスターの松下です。
木々の緑が目にまぶしい季節、気温の高い日も増えてまいりましたね。
職人さんから、直営店「aeru meguro」、「aeru gojo」にて限定販売している
『宮城県から 作並こけしの 成長てがた』0歳が届きました!
今回は0歳、1歳、2歳とそれぞれの大きさがあるうちの、0歳のこけしたちです。
早速「ようこそ!」と言いながら、包みを開けました^^
『宮城県から 作並こけしの 成長てがた』を作る職人さんは、
まず、冬の間に伐った「イタヤカエデ」と呼ばれる木を、半年から1年間かけて乾燥させ、
材をつくるところから始めます。
その材を専用の鉋(かんな)で削って、一つひとつ職人さんが形を作っていきます。
江戸時代の末期に生まれたといわれている作並こけし。
日用品などを作っていた、木地師と呼ばれる職人さんが、
握ってあそぶ子どものおもちゃとして作ったのが始まりだそうで、
子どもの手になじみやすいようにと、胴が細いのが特長です。
こけしは本来、胴体にも模様が描かれていますが、
aeruのこけしは、胴体が無地になっています。
そこに、赤ちゃんが舐めても安心な
大地の染料ベンガラで、“成長てがた”をとることができるセットです。
赤ちゃんのてがたを付けることで、
世界に一つだけの絵柄をまとった姿になります。
お顔を見てみると、
眉毛がゆったり下がった子や、少し甘えん坊のようなお顔の子、
おすまし顔の子やのんびりしたお顔の子もいます。
じっと眺めていると、思わず微笑んでしまいます。
職人さんが下書きをせずに、筆で「すっ、すっ」と描いているお顔は、
時代によって少しずつ変わってきているのだとか。
先代が描かれたお顔と今のお顔、また、同じ職人さんが描いたものでも、年齢や出逢いを経て、
人生の中で少しずつ表情が変わるのだそう。
東京直営店「aeru meguro」や京都直営店「aeru gojo」では、
こけしが出来上がるまでの動画をご覧いただいたり、実際に握っていたただいたり、
表情を見比べながらお選びいただけます。
子どもを想って生まれたこけしさんには、職人さんの優しい気持ちがこめられています。
みなさまに、お気に入りの子に出逢っていただけますように。
私も、みなさまと一緒にこけしさん選びができることを楽しみにしております^^
aeru meguroホストシスター 松下