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今日は夕食を作る時間もとれないし、スーパーでパックのお寿司を買ってきた。
食べ終わってからも仕事は残っている。時間はない。時間はないのだけれども、
パックをあけて、ふ〜、と一息。津軽塗りの器に並び替えてみた。
すると、どうだろう!
疲れた気持ちが、素敵なお寿司屋さんに来たような高揚感で満たされていく。
そう、これぞ有りものを美味しくする先人の智慧、お並べ。
人間は、舌だけではなく目でも食べているのだ。
(連載『矢島里佳の「暮らしを豊かにする道具」』より)
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”日本をもっと、考える”をテーマにした、株式会社ウェッジさんが運営する
WEBメディア『WEDGE Infinity』にて、和える代表の矢島の連載が始まりました!
連載のタイトルは、『矢島里佳の「暮らしを豊かにする道具」』
隔週金曜に掲載されます^^
◯記事はこちら

2月8日公開の第1回目は、
「パックのお寿司を、器に並べるひと手間が好き。津軽塗りの器との暮らし」というタイトルで、青森県の伝統産業の一つ、津軽塗りを紹介しています。
江戸小紋のような、小さな丸い輪が特徴的なこちらの模様に注目し、どのように生み出されたのか、そして、今の時代だからこそ大切にしたい「時間の流れ・時間の使い方」について迫っています。

「子どもたちが両手でしっかり持ってごくごく飲めるように」という想いで
作ったaeruの『こぼしにくいコップ』の中にも、
津軽塗りの技法を活かした『青森県から 津軽塗りの こぼしにくいコップ』があります。
記事で触れている小さな丸い輪の正体が気になっておられる方、ぜひこちらの映像をご覧くださいませ^^

◯『青森県から 津軽塗りの こぼしにくいコップ』製作工程の動画
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実は、この『こぼしにくいコップ』は製作におよそ3ヶ月がかかります。
何度も漆を塗っては研いで、塗っては研いでを繰り返して、ようやく出来上がるのです。
記事では、その”時間をかけて、ものをつくる”ことについても触れています。
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現代はなんでも安くて、早くて、便利!が、もてはやされがちだが、
津軽塗りの器にふと目を向けると、全てが真逆だと感じる。
本当にゆったりとした時間の中から生まれてくる。
今の時代に、この時間感覚でのものづくりを発明することは、
おそらく現代人には非常に難しいだろうと思う。今日商品を頼んだら、明日届く。
こんなクイックな時間感覚で生きている現代人の私たちは、
待つということがとことん苦手になっているのではないだろうか。
(・・・中略・・・)
私は津軽塗りに出逢ってからというもの、短気な現代人になりかけそうな、
自分の思考を発見した時は、津軽塗りのゆったりとした時間感覚を思い出し、
なんだ一瞬じゃないかと自分に言い聞かせるようになった。
時間は人類が唯一平等に持つものと幼少期に教わったが、同じ1分でもまったく感じ方は違うのだから、平等ではないと感じる。短気な1分と、豊かな1分、私はたった1分でも豊かな時間にしたいなぁと、心底思うのだ。
(連載『矢島里佳の「暮らしを豊かにする道具」』より)
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矢島の連載が、少しでも今を生きるみなさまと、
先人の智慧を和えるきっかけになりましたら嬉しいです。
隔週金曜日に公開されますので、お楽しみに!
次回は2月22日です^^

aeru meguro ホストシスター松下

『こぼしにくいコップ』

こども園や保育園などでもお使いいただいている、『こぼしにくいコップ』。
これまでに、「子どもがモノを大切に扱うようになった」
「食事の時間が楽しくなった」「手が不自由でも食べやすい」
といったお声をいただいております。
法人のみなさまにもお試しいただけるよう、
期間限定で貸出もさせていただいております。
◯お問い合わせはこちら

・保育園・幼稚園
・ホテル・旅館
・カフェ・レストラン
・介護・医療施設
など、幅広い分野のみなさまに、ご利用いただければ嬉しいです^^