2018.08.10

8月18日〜31日「京都 若手職人さんの風〜京ものユースコンペティション受賞作品展〜」開催

東京直営店「aeru meguro」では、8月18日〜8月31日まで、
「京都 若手職人さんの風」を感じることをテーマに、
「京ものユースコンペティション2017」の受賞作品の展示をさせていただきます!

京都市主催の「京ものユースコンペティション」は、
現代のライフスタイルに溶け込む「京もの」の表彰を通して、
京都の若手職人さんを発掘・支援したいという想いから、2013年に始まったもの。
今年で第5回を迎えた、こちらのコンペティションでは、
第1回目から和える代表の矢島が審査員を務めさせていただいており、
今年1月に、2017年の受賞作品が決定!

期間中は、そのグランプリ・準グランプリ受賞作品を、
「aeru meguro」にて展示させていただき、若手職人さんの技や想いについて
お伝えいたします。
受賞された若手職人さんの作品も展示販売いたしますので、
ぜひこの機会に、京都の若手職人さんの新たな挑戦や取り組みを感じていただけますと嬉しいです。

京焼・清水焼『奏でる茶碗』

2017年のグランプリは、加藤美樹(かとうみき)さんの京焼・清水焼『奏でる茶碗』
加藤さんは2015年の第3回から挑戦され続け、
今回、晴れてグランプリを獲得をされました!
実に、3度目の挑戦。

「自分ならでは」の作品を追い続けることで生まれた『奏でる茶碗』は、
彫りや、”イッチン”の技法よる繊細な絵が施され、
見るたびに発見があるようなお茶碗です^^
“イッチン”とは、筒状の容器に泥を入れ、押し出してデコレーションのように盛り絵を描く技法のこと。
ぜひ立体感や躍動感あふれる、お茶碗をご覧くださいませ。
毎日が少し嬉しくなるような、加藤さんの”イッチン”の模様。
一輪挿しや蕎麦猪口なども展示販売いたしますので、
ぜひ”イッチン”を暮らしに取り入れてみてくださいね。

京都市 京ものユースコンペティション 和える

京友禅『あずまトート』と京指物『吉野杉鳴桶』

準グランプリは、山元桂子(やまもとけいこ)さんの京友禅『あずまトート』と、
近藤太一(こんどうたいち)さんの京指物『吉野杉鳴桶』です。

山元さんの『あずまトート』は、伝統的な「型友禅」で、
生地を染め上げて製作されています。
オリジナルのテキスタイルブランド「ケイコロール」を立ち上げられている山元さんは、
手仕事ならではの”かすれ”や”にじみ”、
“はみ出し”をあえて残し、個性豊かなものづくりをされています^^

期間中は、『あずまトート』の他、色鮮やかな手ぬぐいも展示販売いたします。
まだまだ暑い季節、山元さんの作品から元気いっぱいのエネルギーを感じてください!

京ものユース ケイコロール

京都市 京ものユースコンペティション 和える

近藤さんは、おひつや寿司桶、茶道具などを手がける桶屋さん。
受賞作品である『吉野杉鳴桶』は、
吉野杉の美しい柾目を活かして製作された桶スピーカーで、
和の落ち着いた雰囲気が印象的です。

伝統的な京桶からかけ離れたものとならないようなデザインを心がけられ、
柔らかい音を楽しむことができます。

京都市 京ものユースコンペティション 和える

他にも、桶を作る技術で生み出された、
暮らしに馴染む吉野杉の「ぐい呑」や「お盆」も展示販売いたします。
近藤さんの作品を並べると、爽やかな木の香りがaeru meguroいっぱいに!
こちらの、ぐい呑にお酒を入れていただいたら…と想像するだけで、
なんだか嬉しくなってしまいます。
暮らしを彩る職人技をぜひ体感してみてくださいね^^

京都の風を感じる

さらに、期間中は、京都の風を感じていただけるように、
京都直営店「aeru gojo」の大家さんである「糸六」さんのオリジナルトートバッグを、
aeruの『長崎県から 波佐見焼の ボタン』とセットで限定販売いたします!

「糸六」さんは、絹糸や綿糸などを扱う明治4年創業の老舗糸屋さん。
そんな「糸六」さんと、刺繍作家のatsumiさんとのコラボレーションで生まれた、
京都らしいはんなりとした色彩の絹糸で、刺繍が楽しめるバッグです。
aeruのボタンも一緒に縫い付けて、
ぜひ世界に一つだけのトートバッグを作ってみてくださいね^^

◯先日は、朝日新聞「町家に『同居』響き合う」にて、
「糸六」さんと「aeru gojo」をご紹介いただきました!

その際の記事はこちら
糸六 aeru gojo
その他に、「aeru gojo」限定商品の
『青森県から 津軽塗りの こぼしにくいコップ』
緑微粒面もご用意。
こちらは先日、山手線などのJR車内のモニターにてご紹介いただいた、
赤色の『津軽塗りの こぼしにくいコップ』と同じように、
菜種で跡をつけた輪っかの凹凸が感じられる仕上げです。
ぜひお手にとってご覧くださいませ^^
津軽塗り


<「京ものユースコンペティション」受賞作品展示>

日時:8月18日~31日 11:00-18:00(水曜定休)
場所:東京直営店「aeru meguro」
アクセス:目黒駅 徒歩3分(JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線)
地図はこちら

次のお写真は、山元さんの京友禅の手ぬぐいの上に、
近藤さんの杉もてなし盆を載せ、ぐい呑と加藤さんの京焼・清水焼の蕎麦猪口を置いてみました^^
隣には、和えるがラベルデザインを担当させていただいた、
aeru gojoのある松原通のみなさまと製作した「松原ビール」を添えて・・・
まるで、京都の風が吹いてくるようですね!
◯「松原ビール」について詳細はこちら
7月14日付 京都新聞朝刊でも、ご紹介いただきました。

<職人さんらには、矢島がDJを務めさせていただいている、
「α-STATION」FM京都のラジオ番組『Artisan’s Talk』にもご出演いただきました!>

◯京焼・清水焼『奏でる茶碗』 加藤美樹さん
放送の様子 前編後編

◯京友禅『あずまトート』 山元桂子さん
放送の様子 前編後編

◯京指物『吉野杉鳴桶』 近藤太一さん
放送の様子 前編後編

aeru meguroホストマザー(店長)森

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