
CASES
「京都で描く、私らしいキャリアと生き方」を語るトークイベント
aeru talk
- クライアント
- 京都府京都市さん
- 業種
- 自治体
東京で京都を語る、トークイベントを実施しました!
【スペシャルトーク in 東京】
「1000年先を見据えて働く・暮らす」
京都で描く、私らしいキャリアと生き方
― 文化と変革が交差するまちで、自分らしい選択を ―
開催概要
- 日時:2025年11月7日(金)18:00〜19:30
- 会場:SENQ霞ヶ関(東京)
- 対象:主に首都圏在住・勤務の方
- 主催:京都市・京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK)・株式会社和える
「京都で暮らす・働く具体的イメージを持ちたい」
「どんな会社があり、どんな働き方ができるのか知りたい」
そんな声にお応えするため、京都に根ざした3社「株式会社水星」、「株式会社坂ノ途中」、「株式会社和える」が登壇しました。3社ともに、京都市が人や地域を大切にしながら創造的な活動に取り組む企業を認定する「これからの1000年を紡ぐ企業認定」制度に認定されています。
本イベントでは、それぞれの事業紹介だけでなく、仕事観・生き方・地域との関わりなど、リアルな「京都で働く」ストーリーを語りました。
京都で働く魅力を知る:3社のストーリー
株式会社水星
ホテル事業を軸として、「観光とライフスタイルの新しい選択肢をつくる」ことをミッションとした事業を展開しています。
登壇くださったのは、経営企画室にて、採用・広報を担当される金井塚 悠生さん。会社への愛情・会社が拠点を構える京都市の魅力・そしてホテル事業等を通じて携わる各地域への想いに溢れていました。

社員さんは、元々京都にゆかりのある方だけでなく、「京都に住みたい!」という想いがきっかけとなった方も多いのだとか。理想のワークスタイルを目指した結果が、京都で、株式会社水星さんで働くことでした。

現在、特に募集中のポジションはこちら。
また、採用情報ホームページはこちらをご覧ください。
会社が成長し、様々な取組みが広がる中で、活躍できるポジションも多様となっています。新しい土地で、まったく新しいお仕事に挑戦するのは勇気がいること。これまでの知識や経験を活かし、人事をはじめとするコーポレート部門で、会社の基盤を強固にする!といった形なら、具体的な活躍をイメージしやすそうです。
株式会社坂ノ途中
持続可能な社会を目指し、「100年先もつづく、農業を。」を理念に掲げ、国内外で事業展開をしています。
登壇くださった人事・広報担当の大門瞳さんは、過去のキャリアを活かしながら、普段はリモートで、月1回程度は京都にてお仕事されています。また、フルリモートで入社後、京都に移住した社員さんもいらっしゃるとのこと。移住も転職も同時に行うのはエネルギーが必要ですが、このような柔軟な働き方が叶えば、ぐっとそのハードルが下がりそうです。
これまでの働き方を見直し、社会貢献分野で働いてみたい、と考えて坂ノ途中さんに入社される方も多いのだとか。近年は国内事業に加え、コーヒーを扱う海外事業にも力を入れており、さらに活躍の幅が広がっています。多様なバックグランドを持つ仲間と、農業の未来づくりという共通の目標を目指し、志高く働く環境が叶いそうです。
採用情報はこちらをご覧ください。
株式会社和える
「日本の伝統を次世代につなぐ」ことを軸に、幅広い事業を京都・東京の二拠点で展開しています。

登壇した和える代表・矢島里佳自身も、京都市への移住者。東京と京都の二拠点拠点生活から始めたことで、無理のない京都移住が実現しました。少しずつ、京都での仲間が増えていき、地域に自然と溶け込んでいくことができました。
日本の精神性を伝える事業に力を入れており、特に京都「aeru gojo」では、国内外の方に向けて茶道体感ワークショップを行い、日本の伝統を“体感できる形”で伝えています。

近年、注目を集める訪日外国人向け事業では、「京都で暮らす」「日本の伝統に触れる」豊かな生活と、世界中の方々とつながるお仕事が実現できます。和えるでは、京都「aeru gojo」勤務はもちろん、東京「aeru meguro」勤務やリモート勤務などを自由にカスタマイズし、“生きると働くを和え”た、自分らしい働き方が可能です。
採用情報はこちらをご覧ください。
“京都で暮らす・働く”って実際どう?
登壇者それぞれが、京都での暮らしや働き方だけでなく、自分軸を大切にした生き方にまで至ったクロストークセッション。
ここからは京都市ソーシャルイノベーション研究所の玉岡コーディネーターがモデレーターとなり、Q&Aも含めたトークは、穏やかに、しかし熱く繰り広げられました。
- 京都の深い文化を、外国語で海外の方へ身体性や五感も含めたレベルでしっかりと伝えられる人材が急務。
- 京都では、首都圏とは時間の流れ方が異なり、「大きすぎず小さすぎず」程よい規模感と距離感があり、自分のペースでビジネスと向き合える。「生きる」と「働く」を切り分けるのではなく、総合的に捉えられる人が合うのでは。
- 良い意味で、エゴを出してやりたいことに取り組んでいく姿勢が良い。
- 京都は、余白を持って生きるのにぴったり。
- 「観客側にいたいか、フィールドに立ちたいか」の見極めが、「自分の生き方を考える」にあたってのポイント

最後に来場者から投げかけられた問いには、会場にいた皆が考えさせられました。
問い:
首都圏では、主に資本主義経済が価値基準となっている。それに沿って働くことはある意味で楽だが、そこから離れることは、“勝ち負けのレースからおりる”ような感じもする。京都で働く皆さんを、突き動かしているものは何なのか。
それに対する登壇者やモデレーターファシリテーターの考えとは・・・?
- 経済の存在は当然で、そこに文化や社会性をどう絡めるかという、より難しい挑戦をする感覚。
- 経済ばかりに重きを置くビジネスよりも、さらに難しいビジネスにレベルアップして取り組んでいる。それを続けていることが、自信につながる。
- 経済のみを追求するのはオールドスタイル。若い世代は経済だけではなく、「自分の心が動くかどうか」を大切にしている。
- とはいえ、しっかりと経済を追求する姿勢やスキルは、京都では強みになるはず。
- 京都での生活や仕事が自分の軸と重なっていれば、自分を見失わない。これまでのキャリアで培ってきたスキルは活きるので、それが支えになる。
ご参加者から寄せられた声
- 徐々に軸足を移していくといったいろんなやり方があるんだと励まされた
- 移住ありきではなく、複業などを通じても京都と関われる機会があると知れた
- 自分がどうありたいのかを再び内省させられるイベントだった
- これからの時代を担う素敵な企業がたくさんあるなと改めて感じた
- 同じような志・方向を見つめている方達の集まりに参加でき、元気が出た
京都が“選択肢”になる瞬間
京都に行くかどうかではなく、“京都という選択肢が自分の人生にある”と感じられた時間。単なる“京都移住の情報収集”ではなく、参加者一人ひとりが、自分の働き方・暮らし方を見つめ直すきっかけとなる場となりました。和えるは今後も、生き方やキャリアを一緒に考える機会をつくってまいります。
2026年を心新たにスタートできるよう、1月17日(土)には、「自分らしく働き、生きる」を考えるワークショップを開催。
ぜひご参加くださいませ!
イベント情報
【ワークショップ】「自分らしく働き、生きる」― 伝統と革新が息づく京都で ―
(ご参考)
株式会社和えるは、京都市定住・移住応援団に登録しており、本イベントは、京都市 への定住・移住の促進を目的に実施しました。
京都市定住・移住応援団 京都市では、定住・移住促進に向けた取組に賛同し、応援いただける企業・団体等を 「京都市定住・移住応援団」として募集・登録しており、若い世代から「京都で働き・ 暮らし・子育てしたい」と選ばれる都市を目指し、応援団が持つアイデアやノウハウを まちづくりにいかしながら、公民連携で京都市への定住・移住促進につながる取組を行 っています。
「京都市定住・移住応援団」詳細はこちら
株式会社水星






