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地域の伝統を、幅広い層へ伝える! 〜博多織・博多人形のオンライン・リアルイベント開催〜

aeru talk

クライアント
福岡県福岡市(地域産業支援課)さん
業種
自治体
所在地
福岡県福岡市

福岡市(地域産業支援課)さまから「博多織と博多人形の魅力を、今までアプローチできていない層に伝え、東京での新作展への来場を促したい」とのご依頼をいただき、全4回に渡ってオンライン・リアルイベントを企画・開催しました。
和えるでは、
イベント当日のファシリテーションだけではなく、イベントの企画・集客・運営・実施・チラシ等の製作・事後フォローまで担当させていただきました。

<福岡市さんからのご要望>

・福岡だけでなく、全国に向けてPRし、東京での新作展への集客を促したい。
・若い世代や、伝統工芸に興味がない人たちなど、今までアプローチできていない層にもPRしたい。

<和えるができること>

・和えるの「伝統ナビゲーター(社員)」が、イベント当日のファシリテーターを担当職人さんの哲学を引き出し、わかりやすく伝えることが可能
・若い世代・伝統工芸に興味をお持ちでない方にも響くような、チラシ等の作成・発信。
全国各地の、20〜40代を中心とした若い世代へアプローチ新規顧客開拓のお手伝い

具体的な取り組み内容は下記にまとめましたので、ぜひご覧ください。


和える社員による事前視察

和えるでは、ご参加いただいた方々へ伝統産業の魅力を存分にお伝えできるよう、まずは現地に赴き、工房での製作過程や、職人さんの哲学をしっかりとお聞きすることを大切にしています。

▲「㈱はかた匠工芸さん」にて博多織の製作過程について伺う「伝統ナビゲーター」の中川(左)

▲「松尾吉将人形工房 松尾吉将さん」のお話を伺う「伝統ナビゲーター」の髙橋(右)

DM、チラシ、ポスターのデザイン制作

和えるにて、「新作博多織展・新作博多人形展」のPRにご活用いただく、告知用のDM(官製はがき)、チラシ(A4)、ポスター(B2)のデザインを作成させていただきました。若い世代の方、伝統工芸に興味をお持ちでない方にも響くようなデザインを目指しました。

DM(官製はがき)デザイン 

 

▲チラシ(A4)およびポスター(B2)デザイン

全2回・オンライン工房訪問イベントの企画・開催

博多人形・博多織をテーマに各1回、「博多の伝統工芸に出逢うツアー(オンライン編)」を企画・開催しました。

職人さんの工房と、全国からの参加者のみなさまをオンラインでおつなぎし、博多織・博多人形の歴史や魅力、職人さんを目指された背景など、さまざまなお話を職人さんにお伺いしました。

※Youtubeよりアーカイブをご覧いただけます。

【ご参加いただいた方からのお声】

・(遠隔会議システムZoomにて)チャット欄への要約が理解しやすく、ありがたかったです。

・文化や企業、技術について熟知されているスタッフの方による、安定感と親しみの感じられる進行によって、裏方の映像をライブ感満載で目にすることができて、大変貴重な経験ができていることをありがたく思っております。

・とてもしっかりと構成されていて分かりやすかったです。

オンライン工房訪問#1 〜博多人形編〜

第一回目の工房訪問は、「梶原博多人形工房「土の華」梶原正二さん」を訪れました。
ご自身の人形製作に加え、お弟子さんの育成にも力を入れられている梶原さんに、博多人形の歴史や作り方だけでなく、「博多人形を次世代につなぐ取組み」についてもお話しいただきました。

オンライン工房訪問#2 〜博多織編〜

第二回目の工房訪問は、「㈱はかた匠工芸さん」を訪問しました。
職人さんより、博多織の特長や製法などを基本からご案内いただき、着物の帯が織り上がる工程を、実演いただきました。

全2回・東京、新作展会場でのトークイベント開催

東京・伝統工芸「青山スクエア」にて開催された「新作展」に合わせて、博多人形・博多織をテーマに各1回、織元さんと人形工芸師さんをお招きしたトークイベントを開催しました。

トークイベントin 東京 #1 〜博多織編〜

トークイベント第一回目は、「井上絹織㈱専務取締役 井上裕司さん」をお招きして、「博多織を次世代に伝える取組み」についてお話を伺いました。

トークイベントin 東京 #2 〜博多織編〜

トークイベント二回目では、博多人形の代名詞とも言える「美人もの」はもちろん、ユーモアあふれる動物の人形など、幅広い作品を作られている「松尾吉将人形工房 松尾吉将さん」をお招きして、実演も踏まえて博多人形の魅力を伺いました。

【トークイベントへご参加いただいた方からのお声】

・イベント後、浴衣用の半幅帯を購入しました!

・松尾さんのお話を聞き、博多人形のことやその観点を知る前と後とでは、お人形を見ていての面白さが全く違いました。

新たな層へのアピール

イベント前の告知に際しては、和える公式Webサイトや各種SNS、日本の伝統に関心の深い和える会員の方々へのメール等、幅広く実施しました。

和えるのフォロワーの方は、20〜40代の方も多くいらっしゃるため、幅広い年齢層の方々にPRすることが可能です。


▲博多人形(オンラインイベント編)に参加された方へのアンケート結果より

関係人口の増加

参加者へのアンケート結果より、イベントを通じて、博多人形・博多織への興味関心や購買意欲につながったことが伺えます。

(一例)
Q: 今回のイベントを通して、「博多人形」への関心が深まったと思いますか。

Q: 今回のイベントを通して、「博多人形」を購入したいと思いましたか。

【イベントへご参加くださった方々のお声】

・(トークイベント後、)会場で購入させていただきました

・一般的に、そのものの値段しかみませんが、そのさらに中を知ることで印象と見た目がガラッと変わります。発信していただいたことで伝統工芸の印象が確実に変わったと思います

貴重なお話をありがとうございました。いつか工房見学にお邪魔したいです

全国各地の自治体の方へ

地域の伝統を幅広い層の方々にPRしたい」「伝統産業の活性化につなげたい」「関係人口を増やしたい」とお考えの方は、ぜひ一度、こちらからお気軽にご相談くださいませ。

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