2014.01.27

  • メディア掲載

01月27日 第2回茂木経済産業大臣の私的懇親会「ベンチャー有識者会議」議事録

1月27日に行われた第2回茂木経済産業大臣の私的懇親会「ベンチャー有識者会議」の議事録がWEB上にて公開されております。

第2回ベンチャー有識者会議 議事録

代表矢島の発言部分は以下です。

◇私自身、ベンチャー企業経営者として、大手企業との連携に大変苦労している。
社長から声をかけていただき現場の方と打ち合わせにいっても、なかなか話が進まないことも多い。
というのは、社長さんが和えるとの連携を指示してくださっているにも関わらず、また、現場の若手は非常に意欲に溢れているにも関わらず、その中間に位置する上司の説得のために、資料を作らなければならなかったりと非常にコストがかかるからである。
せっかくトップダウンでベンチャーとの連携を決めてくださっても、その下で止まってしまっては、なんのためのトップダウンか分からない。

◇このような経験の中で、本日の議論は、身にしみて感じていることが多い。
内閣府や経済産業省でも「大企業×女性起業家」「大企業×若手」というようなマッチングイベントを開催しており、私も何度か参加させて頂いているが、率直に言って、そこから何も生み出せていない状況。
大企業側もベンチャー企業側も、お互い連携が重要であるということの意識は非常に高まってきているなかで、どうすれば連携できるのか、という点が未だに分からずにいる。
我々ベンチャー企業側は、大手企業の作法や慣習を知らないし、一方で、大手企業側もベンチャー企業がどのように意思決定しているかあまりわからないのではないだろうか。この意思決定のミスマッチが、そもそもの連携のミスマッチに繋がっていると思う。
また、ベンチャー企業との協業の中で、スピード感を期待してくださっている大手企業が多いようにも感じるが、そのスピード感に大手企業がついてこられる環境を作っていただかないと、ベンチャーの良さを活かしきれない。
実際にうまく連携できているベンチャー企業と大企業の事例をクローズアップして頂くことで、本当の意味でのベンチャーと大企業の共創が生まれるのではないか。

第三回「ベンチャー有識者会議」は3月31日に行われます。
ニコニコ動画でも中継されますので、ぜひご覧ください。

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