2017.05.04

4月28日放送、FM京都ラジオ「Artisan’s Talk」〜京すだれ本舗「久保田美簾堂」久保田真司さん(前編)〜

毎週、京都の若手職人さんの声をお届けしている、
「α-STATION」FM京都のラジオ番組『Artisan’s Talk』
和える代表の矢島がDJを務めさせていただいています!

4月28日は、京すだれ本舗「久保田美簾堂」の久保田真司さんをお招きしました^^
(前回のゲスト、「つづれ織」職人の森紗恵子さんの記事はこちら

職人の技が集まる”すだれ”

明治16年創業の「久保田美簾堂」
京都直営店「aeru gojo」から歩いて5分ほどのところにある、ご近所さんです^^

お部屋の中にかける簾は、竹や葦などを編み、
縁の部分を針と糸で、一つひとつ縫い付けて出来上がっていきます。

材料はさまざま。
竹や、琵琶湖の葦など、原材料を採る職人さんがいます。
そして、飾り紐を作る房屋さん、
簾を巻き上げるときに使う金具を作る金物屋さんなど、
たくさんの職人さんが関わって、仕上げられるそうです。

久保田さんは、5代目のお父さまを将来継がれる、6代目。
それぞれの職人さんのお顔を思い浮かべながら、
「一本一本大切にしたい」という想いで、簾を作っておられるそうです。
たくさんの職人さんの手を渡り、まるでバトンが引き継がれているようですね^^

「光と影」を楽しむ

実は、姫路の”aeru room”の簾を製作してくださった久保田さん。
「簾の外側から見たお部屋、内側から見たお部屋、
灯りをつけたときのお部屋、つけていないときのお部屋で雰囲気が異なる」と、
簾の楽しみ方を教えてくださったのも、久保田さんです。

簾は、光の加減を調整し、透け感を演出する効果があります。
そのときどきのお天気、明るさによって、
簾を通したお部屋の見え方が変わっていくように感じられるのです。

光によって、簾がお部屋の変化を演出してくれることを、
久保田さんが丁寧に教えてくださったおかげで、
お昼の顔と夜の顔、違った表情が体感していただけるお部屋になりました^^

さて、明日5月5日朝6:00〜の番組では、
引き続き、京すだれ本舗「久保田美簾堂」の久保田真司さんをゲストにお招きし、
久保田さんの素顔に迫ります。
どうぞお楽しみに!

「aeru gojo」」ホストマザー(店長)田房

「Artisan’s Talk」番組詳細

放送局:「α-STATION」 FM京都
放送日時:毎週金曜日 朝6:00-6:25
リクエスト&メッセージはこちらから。
放送エリア:京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県の5府県
(FMラジオチューナーを通じてお聴きいただけます)
※なお、パソコンやスマートフォンでラジオが聴ける「radiko.jp」では、
放送から1週間に限り、聴き直すこともできます。
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