「α-STATION」FM京都のラジオ番組『Artisan’s Talk』
和える代表の矢島がDJを務めさせていただいており、京都の若手職人さんや、
伝統を次世代につなぐ取り組みをされている方々などのお声を、
毎週お届けしております。

5月4日のゲストは、京・地張り提灯専門「小嶋商店」の小嶋俊さんをお招きしました^^
小嶋さんとは、以前、aeru gojoにて、門川大作京都市長と矢島の3名で、
「京都から伝統産業を活性化し、日本全国を元気に」というテーマで鼎談させていただきました。
今回の放送では、どのようにお仕事をされているのか、
そして、分業制が一般的だった提灯の世界で、ブランドを立ち上げ、
竹を割るところから仕上げるところまで一貫して「格好良い提灯」を生み出す、
新たな取り組みについて伺いました。
◯鼎談の様子はこちら

リレーをするように、ご家族で提灯を作る

竹を平たく割って、木型にはめ、糸で括りつけて、紙を貼る…
地道な手仕事から生み出される、京・地張り提灯。
小嶋さんは「ごつごつとした、無骨で堂々とした雰囲気」が特長だとおっしゃいます。

提灯作りに携わられ、現在、ご兄弟で10代目となられる小嶋さん。
初代から4代目までは、提灯の部品を作るお仕事をされていて、
その後問屋さんを経て、8代目のお祖父様が提灯に紙を貼る技や竹を割る技などを学ばれ、
9代目のお父様から、一貫して提灯を作るようになったとのこと。

これまで、竹を割る職人さんや紙を貼る職人さん、絵を描く職人さんなど、
工程ごとに分かれてお仕事をされてきた、提灯作り。
「このままでは提灯作りができなくなる」という危機感から、
すべての工程を手がけられるように、
ご家族でバトンを繋いでいらっしゃったというお話をしてくださいました。

現在は、お兄さんである小嶋さんが竹を割り、
弟様が紙を貼り、お父様と妹様が絵を描くという、
ご家族みなさんで、そのバトンを継いでいらっしゃいます。
得意な分野を各々が担当することで、「リレーをする」とおっしゃる、
小嶋さんのお言葉がとても印象的でした。

変化を求め続ける

そんな小嶋さんの新たな挑戦は、
ご自身たちで立ち上げられた、灯りブランド「小菱屋忠兵衛(こびしやちゅうべい)」

注文を受けて提灯を作るというお仕事を10年ほどされてきた小嶋さんは、
お作りになられた提灯がどこで使われているかが分からない状態に
限界を感じていらっしゃったそう。
「京提灯の可能性を追求したい」という想いで、デザインや配置なども考え、
京・地張り提灯の技術を活かして、現代の暮らしに彩りを加えていらっしゃいます。
今では、イベントなどでも使われる機会が増えてきたとのこと。


「変化を求め続けている」
とおっしゃる小嶋さんは、
「あまり変わっていない気がする」とも。
挑戦を続け、それでもなお満足をせず、
新しい可能性を探っていらっしゃるという、提灯の灯りのように、熱い想いが伝わってきました。

明日のゲスト

さて、明日5月11日6:00からの放送は、引き続き、
京・地張り提灯専門「小嶋商店」の小嶋さんをお迎えします。
どうぞお楽しみに!

aeru gojoホストシスター中川

これまでの放送はこちら

◯2018年度のゲスト
●「楽芸工房」西陣織 製糸部門 伝統工芸士の村田紘平さん(前編後編
●桶屋「近藤」 近藤太一さん(前編後編

◯2017年度のゲスト
これからの経済を担う京都の若手職人さんたちをはじめ、
経済界の方々や商品を生み出すことや届けることに携わっていらっしゃる方々など。
各回の内容の記事を、こちらよりご覧いただけます。

「Artisan’s Talk」番組詳細

放送局:「α-STATION」 FM京都
放送日時:毎週金曜日 朝6:00-6:25
リクエストメッセージはこちらから。
放送エリア:京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県の5府県
(FMラジオチューナーを通じてお聴きいただけます)
※なお、パソコンやスマートフォンでラジオが聴ける「radiko.jp」では、
放送から1週間に限り、聴き直すこともできます。
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