2017.04.25

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姫路”aeru room”オープンから1ヶ月!「もっと知りたい、日本の職人技vol.1〜明珍火箸〜」

柔らかな日差しが降り注ぎ、だんだんと暖かくなってまいりました。
お出かけの予定を立てていらっしゃる方も多いかもしれません。

地域の伝統を五感で体感できるお部屋“aeru room”
第2号が姫路にオープンして、1ヶ月が経ちました!

実際に泊まってくださった方からは、
「日本の技や姫路の魅力を、五感で感じられる」
「こんなにゆったりと自分と向き合ったのは、いつぶりだろう」
「非日常のワクワク感がある」
といった、嬉しいお声をいただいております^^

「お部屋で出逢える職人技について、もっと知りたい」
そんなお声にお応えできればと思い、
お部屋に活かされている職人技を、みなさまにご紹介いたします!

明珍火箸

まずは、お部屋のコンセプト「明珍火箸 瞑想の間」にもある、
姫路の伝統産業品「明珍火箸(みょうちんひばし)」。
火箸が触れ合ったときに生まれる澄んだ音色は、
「東洋の神秘の音色」として、世界からも注目を集めています。

古くより、「明珍家」は全国の大名に仕え甲冑を製作していましたが、
武士の時代が終わり甲冑が必要とされなくなってからは、
全国の明珍家では、技が受け継がれることなく途絶えていきました。
そんな中、日本で唯一残ったのが、姫路の明珍家です。

伝統の技を受け継ぐことができたのは、千利休の依頼を受け、
お茶道具の「明珍火箸」を製作した故事に習い、
甲冑師から火箸鍛冶師に移り変わったため。

さらに近年では、音色の美しさを楽しむ風鈴を製作し、
伝統の技を現代に活かしながら受け継いでいます。
数百年以上前から、形を変えて技術をつないできた明珍家。
この音色は、脈々と続く歴史の中で、革新を重ねながら生まれたものなのですね。

第2号aeru room「姫路〜明珍火箸 瞑想の間〜」では、
この明珍火箸の音色をゆったり味わっていただけるようにと、
畳や天井などの設えにも、職人さんの技が活かされています。
次回は、お部屋の漆塗りの天井について、ご紹介しますので、
楽しみにお待ちくださいませ!

【aeru room宿泊のご予約はこちら】
第2話 姫路 〜明珍火箸 瞑想の間〜

場所:セトレハイランドヴィラ姫路

一泊夕食・朝食・滞在中の飲み物付きです。

ご予約はこちら

第1話 長崎 〜長崎の伝統や歴史を感じるお部屋〜

場所:セトレグラバーズハウス長崎

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