地域の伝統を体感できるホテルの一室”aeru room”
4月25日に、第2号の「姫路〜明珍火箸 瞑想の間〜」がオープンして1ヶ月を迎え、
1週間にわたり、職人さんの技を活かした設えをご紹介しています。
(前回ご紹介した、「明珍火箸」についてはこちら

漆塗りの天井

「チリーン、チリーン」
癒やし効果もあるといわれる明珍火箸の音色を聴きながら、
天井を見上げると、ぼんやりと自分の姿が浮かび上がります。
職人さんが塗り上げた、漆の天井です!

漆塗りの天井

仕上げ方によって、マットな質感になったり、
鏡面のようになったりと、様々な表情を見せる漆。
aeruの『青森県から 津軽塗りの こぼしにくいコップ』
『石川県から 山中漆器の こぼしにくい器』
『福井県から 越前漆器の はじめての汁椀』
なども、それぞれ塗の技法が異なり、
見た目だけでなく、手触りも違います!

姫路の“aeru room”の漆の天井は、塗っては研いでを繰り返し、そして、
最後に漆を塗った後、研がずに終える「塗り立て」という技法を用いています。
ぜひ、天井に映る姿を眺め、自分自身を見つめ直す、
ゆったりとした時間をお過ごしいただければと思います^^

漆を掻く

P6-2_漆の木

漆は、漆の木の表面に傷をつけ、樹液を採取することで、生まれます。
掻子(かきこ)と呼ばれる職人さんが、山に入り、漆の木を本一本引っ掻き、
傷をつけ、じんわり出てくる樹液を、丁寧に丁寧に取りこぼさぬよう、
ヘラで掻きとっていくのです。漆の木、一本から取れる漆はわずか200mlほどだそう!

漆を塗る職人さんだけでなく、
一生懸命、漆の木が出してくれた漆を、掻く職人さんも必要不可欠な存在です。

姫路の”aeru room”では、天井のほか、
和室の入り口の扉や、お部屋の中央の「上がり框(かまち)」も、漆で塗られています。
お昼の明るい太陽の下で見る漆の黒、夜の暗がりの中に見る漆の黒。
天井の漆も、上がり框の漆も、きっと様々な表情を魅せてくれるはず。
ぜひ、”aeru room”で、たくさんの漆の表情に出逢ってくださいね^^

【aeru room宿泊のご予約はこちら】
第1話 長崎 〜長崎の伝統や歴史を感じるお部屋〜
場所:セトレグラバーズハウス長崎

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第2話 姫路 〜明珍火箸 瞑想の間〜
場所:セトレハイランドヴィラ姫路

一泊夕食・朝食・滞在中の飲み物付きです。
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