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【イベント】2/24まで開催!aeru gallery「佐賀・有田焼~青磁の深みに出逢う〜」展

2月1日〜2月24日 12時〜18時(水曜定休)

aeru meguro
東京都品川区上大崎3-10-50 シード花房山S+105

有田焼職人の梶原大敬さんの作られた、器やマグカップ、ぐい呑、箸置きなどの
「青磁」の作品を展示販売いたします!
空の色を現した「天青(てんせい)」、月面の色を現した「月白(げっぱく)」、
そして、ビビ状の模様「貫入(かんにゅう)」など、様々な「青」に出逢っていただけますように^^


日本で初めて磁器が誕生した地!佐賀県・有田焼の魅力

焼物の中でも、耳にしたことがあるという方も多いと思われる、有田焼。
実は、今からおよそ400年前、中国大陸から伝わり、
先人たちが有田の地で焼物に適した石を見つけることから、
石でできた”磁器”作りが日本で始まったということは知られていないかもしれません。
それまでは、土でできた”陶器”を作っていた日本人にとって、
とても衝撃的だったことに違いありません!
私も、この話を聞いたときにとても驚きました^^

定期的に開催している、日本の職人技に出逢っていただける”aeru galley”。
今回はそんな有田焼に注目し、有田焼の魅力や歴史、
職人さんの想いや技をご紹介いたします。
ご協力いただいたのは、aeruの『佐賀県から 有田焼の はじめてのお茶碗』をお作りいただいている、有田焼職人の梶原大敬(かじはら ひろのり)さん。
江戸時代の頃から受け継がれた技術を活かして、はじめてお茶碗を持つ子どもたちが持ちやすく、自然と日本らしい食事の所作が身につくようにという想いを込めて、一緒にものづくりをさせていただきました^^

2月24日まで!「佐賀・有田焼~青磁の深みに出逢う〜」展

梶原さんの作品の特徴の一つが、「青磁」。
「青磁」は、その名前のとおり、青い磁器を意味しますが、
かつて中国の皇帝が「空の色を表現してほしい」と職人に依頼して始まった、歴史あるものだそう。梶原さんは、その色味を表現するべく、日々挑戦していらっしゃいます。

「天青(てんせい)」「月白(げっぱく)」「翡翠(ひすい)」・・・
一口に「青磁」といっても、色味は様々です。
ーーーーーー
●「天青」はまさに、空である天の青。(写真左)
●「月白」は月面の青白さや、月の光が差し込み白んできた空の色。(写真右マグカップ)
●「翡翠」は深緑の半透明な宝石の一つで、日本でも古くから、装身具や勾玉(まがだま)などに加工されたり、お祭りや呪術に使われたりと、大切にされてきた石の色です。(写真中央)
ーーーーーー
梶原さんの作品には、それらの名前がついており、日々変化する素材と向き合いながら表現されています。
そんな様々な「青」に、ぜひ出逢っていただけますと嬉しいです。
もちろん、同じ色の名前がついた器でも、一つひとつ表情が異なります。
期間中、随時梶原さんから作品を送っていただいておりますので、
どうぞお気に入りの子と出逢いにお越しくださいませ。

梶原さんをお招きしたトークイベントを開催しました!

2月2日は、梶原さんを佐賀県よりお招きし、aeru meguroホストマザー(店長)森との対談形式で、トークイベントを開催。
有田焼の歴史や特徴を始め、なぜ梶原さんが焼物作りを始められたのかから、
「青磁」を作り続けているこだわりや今後挑戦したいと思っていらっしゃることまで、お話を伺いました。
「有田焼の定義とは?」「どのようにお仕事が進んでいくのか?」など、
イベント中はたくさんのご質問をいただきました。
ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました^^

「土練り3年、ろくろ10年」、
「青磁をやると家をつぶす」という言い伝えがあるというお話もあったのですが、
お父様が始められた「青磁」作りを受け継ぎ、3年前に独立された梶原さん。
「透明な層が何層にもなることで、空が青く見えるのと同じ原理で青く見える」という「青磁」は、通常の焼物に比べ、釉薬とよばれるガラス質の「うわぐすり」を2〜3倍厚くかけることが必要なのだとか。
だからこそ、釉薬が剥がれ落ちてしまうこともあり、習得が難しいという話にはとても納得しました。

原材料に石だけでなく、土も用い、様々な表現にもチャレンジ。
特に、焼いたときの土の縮む割合と釉薬の縮む割合をある程度計算し、
釉薬の下にビビ状の模様を生み出す「貫入(かんにゅう)」を生み出す技には体に染み込ませた感覚あってこそ。
凍った湖面のように見えたり、降り積もった花びらのように見えたりする、「貫入」の作品は、食卓を華やかにも涼しげにもしてくれそうですね^^

また、お話で興味深かったのは、梶原さんの挑戦。
実は、「青磁」は茶道の世界で使われるお道具によく見られるもので、日常使いはなかなかされていない現状があります。
そんな中、梶原さんは「静的なイメージがある青磁の、それを崩した男らしいもの、躍動感あるものを作っている」のだとか。
確かに、梶原さんの作品は、日常の暮らしでも使いやすく、柔らかな印象を持つものばかりです。

また、有田焼の地では産業として発達するために、石膏で型を作り、
均一なものをたくさん作る方法が明治時代以降に始まりました。
aeruの『はじめてのお茶碗』も、高台の細かい文様を美しく生み出すために、石膏の型を作るところから始めました。

どちらも良い点がありますが、有田の産地では型を使ったものづくりが今、8割以上になっているのだそう。
そんな中、「下から上まで、自分の気持ちを表せる。一つひとつ違う面白さがある。」という想いで、ろくろでの製作に挑んでいらっしゃるのです。
aeru meguroにて展示販売している、ビアカップや器からも、
梶原さんの手の感じや息遣いを感じることができます!

今後も「自分なりの青磁を表現したい。高さ70㎝ほどの壺など、大きな作品にも挑戦したい」とおっしゃる梶原さん。
そんな常にご自身と向き合いながら、まっすぐにものづくりをされている梶原さんの作品に
ぜひ出逢っていただけますように^^

aeru meguroホストシスター松下

<梶原さんプロフィール>
1978年 佐賀県有田町生まれ
2001年 文化服装学院卒業
2006年 佐賀県立有田窯業大学校卒業
2006年 (有)しん窯入社
2013年 九州山口陶磁展 第二部佐賀県陶磁器卸商業協同組合賞 受賞
2013年 世界初となる高級腕時計に搭載される有田焼の文字盤を開発
2014年 九州山口陶磁展 第二部肥前陶磁器商工協同組合賞 受賞
2015年 陶磁器作家として独立
2015年 経済産業省「the wonder 500」に認定
2015年 伊丹国際クラフト展 入選
2016年 日本料理店「傳」とコラボ食器を開発。
2017年 シラ国際外食産業見本市にARITA PLUSのメンバーとして出展
2018年 現代の名工奥川俊右衛門先生に大物ロクロを教わる。

<東京直営店「aeru meguro」>
aeru gallery「佐賀・有田焼~青磁の深みに出逢う〜」展
開催期間:2月1日〜2月24日(水曜日定休)
営業時間:12:00-18:00
アクセス:目黒駅 徒歩3分(JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線)
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