こんにちは、aeru room担当の田房(たぶさ)です!

私たち和えるは、日本の伝統産業の技術を活かし、全国の職人とともに
日本や地域の魅力を伝えるお部屋「aeru room」を作っています。

これまで、長崎・姫路にて、
地域ごとにそれぞれ異なる物語をお伝えする「aeru room」が生まれてきました。
そしてこの度、第三話「aeru room」が、古の都・奈良に誕生いたします!

長崎・姫路の「aeru room」に泊まる
◯奈良「aeru room」の宿泊ご予約受付がスタート!
「“お庭に泊まる”大和の心を感じるお部屋」、宿泊のご予約はこちら。

12月5日のオープンまで、奈良“aeru room”ができるまでの様子を、
少しずつご紹介していきたいと思います^^

奈良の町の空気を お部屋に織り込む

人の暮らしと自然の境界がなく、鹿が自由に行き交う奈良の町。
はるか昔、奈良に都があった頃から受け継がれているのが、
奈良の町から感じる穏やかなやさしい空気なのかもしれません。
奈良を訪ねた際に、「落ち着くなぁ」と感じる方も多いようです。

奈良aeru room 鹿

そんな、穏やかに私たちを包み込んでくれるような
「大和の心」をお部屋でも感じていただけるよう、
室内にお庭を作り、人の暮らしと自然が調和した空間を作りたいと考えました。

なだらかな奈良の山並み(自然)が、お部屋の中(人の暮らし)へ
ゆるやかにつながっている様子を、石と土で表現していきます。

職人さんと 試行錯誤を重ねて

奈良aeru room 山並み奈良aeru room 山並みをメモ

まずは、どのようなラインの山を描くか、チョークを使って壁に試し書き。
紙の上では「ばっちり!」と感じたラインも、実際に壁に描いてみると、
受ける印象がずいぶん違ってくるものです。
落ち着いた気持ちで過ごしていただけるよう試行錯誤を重ねました。

奈良aeru room 土壁の素材づくり

おおよそのラインが決まると、いよいよ本番です。
左官職人の磯部誠さんが、砂や珪藻土、木粉などを混ぜ合わせ、
壁に塗る準備をしてくださいます。
ハンドミキサーのような機械でかき混ぜる様子は、なんだかお料理のようでもありました。

奈良aeru room 左官職人

様々なお道具で 様々な土の表情を

コテやハケを使って壁を塗っていく左官のお仕事。
その表面には様々な仕上げ方があるため、
実験用のボードに模様を試して見せてくださいました。

「もっと不規則な模様にする方法は…?」「もう少し凹凸がほしい!」というような
こちらの思いに合わせて、次々と塗っては消し、塗っては消し……
磯部さんは、コテとハケを自在に操り、色々な表情を生み出していかれます。

奈良aeru room コテ模様奈良aeru room 刷毛模様

隣り合わせの色に重なってしまわないよう、隅の方まで丁寧に、
数日間に分けて塗り上げてくださいました。

気になる仕上がりは、「vol.5 十津川石を積み上げる職人技」にて
お伝えできればと思いますので、楽しみにお待ちくださいませ^^

aeru room担当:田房

奈良aeru room 左官職人の仕事

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「奈良の魅力を伝えるお部屋ができるまで」 過去の記事一覧

vol.0「奈良”aeru room”の工事がスタート」はこちら
vol.1「法隆寺から学ぶ 職人さんの技」はこちら
vol.2「吉野の山で育まれた杉皮を天井に」はこちら
vol.3「奈良の作陶家さんとの出逢い」はこちら