2017.05.10

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姫路”aeru room”オープンから1ヶ月!「もっと知りたい日本の職人技vol.5〜表情ゆたかな違い棚〜」

姫路の奥座敷、広嶺山にたたずむホテルの一室、「明珍火箸 瞑想の間」

ホテルがあるのは、
遠く瀬戸内海の島々まで「播磨平野」を一望できる山の上です。
森に囲まれ、周りには自然が広がっています。
ゆたかな緑の中で、静かな時間を過ごすことができそうですね^^

地域の伝統を五感で体感していただける”aeru room”
姫路の「明珍火箸 瞑想の間」では、お部屋の中にも自然の恵みがたくさん。
ご宿泊いただいた方から、「木の香りがする!」というお声もいただきました。

これまでご紹介させていただいた、
職人さんの技を活かした設えも、自然の恵みをいただいたものばかり。
今回は、そんな設えのひとつ、違い棚をご紹介します。

前回ご紹介した、
●「明珍火箸」についてはこちら
●「漆塗りの天井」についてはこちら
●「こだわりの畳」についてはこちら
●「雪見障子」についてはこちら

違い棚

ブナ、キハダ、サクラ、クリ、クルミ、ナラ、ケヤキ・・・
上段から一段ずつ、異なる7種の木を使った、違い棚。
よくご覧いただくと、一つひとつ色や光沢も異なります。
お花に様々な色や形があるように、木にも豊かな個性があるのですね^^

柔らかい木、堅い木。色白の木、赤褐色の木。香りの良い木。
それぞれの木の細やかな特長をご覧いただけると嬉しいです。

一般的に、日本家屋の床の間にある違い棚は、2段のものが多いかもしれません。
まぁるい光の中に設えた7段の棚は、
満月に浮かぶ雲や、夕陽に向かって飛ぶ鳥の群れなどにも
見えてまいります。みなさまは、どのように見えますでしょうか^^
お部屋で、たくさんの会話が生まれますように。

木目を楽しむ

違い棚のほかにも、木に出逢うことができる「明珍火箸 〜瞑想の間〜」
例えば、お部屋に足を踏み入れていただいたときに出迎えてくれる扉は、ケヤキの木です。
「杢(もく)」と呼ばれる複雑な模様の木目が現れ、とても表情ゆたか!

木のねじれや湾曲などの自然の現象で稀に現れる「杢」は、
希少価値の高さとその美しさから、古くより日本建築や家具などで重宝されてきました。
一つとして同じもののない木目をじっくりと見ていると、
時間が経つのも忘れてしまいそう・・・

ぜひ、みなさまも、一つひとつの木の表情をご覧いただき、
ゆったりとお過ごしくださいませ^^

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姫路の”aeru room”オープンから1ヶ月を迎え、設えを順に紹介してまいりました。
第1号の長崎、第2号の姫路に続き、今後も全国各地の伝統に出逢う入り口を
生み出していきます。
随時ご紹介していきますので、楽しみにしていただけますと幸いです。

【aeru room宿泊のご予約はこちら】
第1話 長崎 〜長崎の伝統や歴史を感じるお部屋〜
場所:セトレグラバーズハウス長崎

一泊朝食付プランはこちら
一泊夕食・朝食・滞在中の飲み物付きプランはこちら

第2話 姫路 〜明珍火箸 瞑想の間〜
場所:セトレハイランドヴィラ姫路

一泊夕食・朝食・滞在中の飲み物付きです。
ご予約はこちら

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