こんにちは。aeru meguroホストシスターの松下です!
先日、株式会社ルミネさまにお招きいただき、
社員の方々が定期的に集合して開催される交流イベント「ココルミネナイト」の
トークセッションにて、場所文化フォーラムの吉澤保幸さんと、
和える代表の矢島がお話しさせていただきました。

テーマは、
「デザイナーやつくり手の視点から伝統・地域・ものづくりを考える」。

和えるの様々な事業を通して、全国の職人さんと共に取組んでいる矢島は、
「地域にお邪魔させていただいている」という感覚を大切にし、
「同じゴールを目指して、職人さんたちと一緒に走っているイメージでいます」
とお話ししました。

また、”0から6歳の伝統ブランドaeru”
地域の文化や伝統を体感できる一室をプロデュースする”aeru room”の話などを通じて、
「一つのものを作るのに、たくさんの地域が関わっている」こともお話しさせていただき、
例として、aeruの『東京都から 江戸更紗の おでかけ前掛け』
参加者のみなさまにご覧いただきました。

こちらの前掛けは、江戸更紗の職人さん、型紙を作る伊勢型紙の職人さん、
ボタンは長崎県の波佐見焼の職人さんなど、
様々な地域の職人さんの手によって仕上げられています。
ほかにも、縫製をする職人さんや、
前掛けを入れるための桐箱を作る職人さんなど、
たくさんの職人さんの技術と想いがつながって生まれています。

”aeru room”のひとつ、セトレハイランドヴィラ姫路の「明珍火箸 瞑想の間」も、
 姫路で育まれた、音色の美しい「明珍火箸」を存分に味わっていただくために、
 様々な地域の職人さんの技術が集められています。

様々な地域の職人さんと連携し、
日本の伝統と出逢える場をつくる和えるの取り組みについて、
地域づくりの分野で活躍されている吉澤さんは、
「人の流れと価値を作る取り組み」とおっしゃってくださいました。
そして、「お邪魔するという感覚は地域づくりの上でも大切。
変わらないのではなく、変わっていきながら、伝統とうまく革新していく視点が重要だ」
とのお話もあり、私自身も学びの多い時間になりました。

イベントでは、他にも、
aeruの『徳島県から 本藍染の 出産祝いセット』
欠けた部分を金継ぎでお直しをした『こぼしにくい器』などを
参加者のみなさまにご覧いただきました!
金継ぎの部分を見て、
「世界で一つだけの形。これもデザインですね」とおっしゃる方も!
「ものを長く大切にする」というお直しによって、
壊れた部分も魅力の一つになるのですね^^


矢島と吉澤さんのトークセッションの後には、
群馬県の刺繍メーカー「笠盛」で
企画開発担当をなさっている片倉洋一さんのお話もありました!
片倉さんは、
明治初期にお着物の帯屋として創業した「笠盛」の長年の技術を用いて、
刺繍のアクセサリーなどを作っておられます。
「生糸の国内生産が衰えている中で、
伝統的な技術を生かして新しいモノづくりができないかな」と考えられたのが、
きっかけとのこと。
機械による工程と、手作業による工程があり、
職人さんとコミュニケーションを深めながら、失敗を繰り返し、完成にいたったそうです。

「技術を守るだけでなく、いい意味で変えていくという、
伝統と革新という言葉が会社の中でもテーマになっている。」と片倉さん。
最初は立体的な刺繍を作ることに、難しいと足踏みをしていた刺繍職人さんからも、
今では「こんな形にしたら面白いのではないか」といった、
アイデアがどんどん出るようになったそうです。
片倉さんも、まさに職人さんと一緒に走っていらっしゃるのだと感じました。

今回のイベントでは、
現代の感性と伝統を和えることで、
地域がつながり、職人さんがつながり、様々な変化が生まれ、
ようやく、私たちの手元に届いているということを改めて、感じることができました。

このつながりのバトンを、しっかりとお伝えできるように、
東京直営店「aeru meguro」京都直営店「aeru gojo」では、
商品の原材料なども展示し、
その地域で伝統が育まれた背景や職人さんの想いを、お伝えしています。
私も「aeru meguro」でみなさまをお待ちしておりますので、
ぜひお越しくださいませ^^

aeru meguro ホストシスター 松下