和える代表の矢島が、DJを務めさせていただいている、「α-STATION」FM京都のラジオ番組『Artisan’s Talk』。京都の若手職人さんや、伝統を次世代につなぐ取り組みをされている方々の声を毎週お届けしています。

8月18日の放送は、「嵯峩螺鈿 野村」の、のむらまりさん、野村拓也さんをお招きしました!
京都・嵐山にて、「螺鈿(らでん)」の製造・販売をされている、明治末期創業「嵯峨螺鈿 野村」さん。お2人は姉と弟の関係で、3代目のお父様・野村守さんに師事されています。

挑戦を続ける

京漆器に、貝をはめ込んで、磨き上げることで装飾を施す「嵯峨螺鈿」。
『なかなか敷居が高く、まず「螺鈿」と読めないと言われることが多い』とおっしゃるお2人。「螺鈿」の「螺」は”貝”、「鈿」は”はめこむ”という意味であることを教えてくださいました^^

お2人は、より「螺鈿」を身近に感じていただけるように、
アクセサリーなどを製作したり、店先の看板の表記を英語にしたりと、
新しい取り組みをされています。

そんな様子をお父様の守さんは、いつも温かく見守っていらっしゃるとのこと。
姉のまりさんがブランドを立ち上げられた際、お父様も新しいブランドを作られたというお話がとても印象的でした。
「本物を必要としているみなさまへ」という想いのもと、
琥珀やべっ甲などに螺鈿を施す「一点もの」を作られている”MAMORI”というブランドだそう。
挑戦を続けていらっしゃる、師匠であるお父様の背中を見ていらっしゃるからこそ、
まりさん・拓也さんも常に前進されているのだと感じました^^

柔軟に働く 総合的に伝える


番組後半では、お2人から今後挑戦されたいことを伺いました。
「漆も螺鈿も多様性があるので、何かできるんじゃないかな」と、まりさん。
アクセサリーブランドだけでなく、螺鈿の新たな可能性を模索され、
わくわくされているお話に、私も思わず心が踊りました。

一方、弟の拓也さんは、
フランス・パリのデザイナーさんと商品を共同で開発するお手伝いをされており、その展示会に向けて、頑張っていらっしゃいます。
「実際に作るのは父。でも、今の自分でもできることをやっていきたい」と、企画や営業など、柔軟にお仕事をされています。

お2人の、総合的に「螺鈿」を伝えていきたいという想いがとても伝わってきました^^

「螺鈿」を体験していただけます

「嵯峩螺鈿 野村」では、螺鈿を施した丸盆や、コースターを作ることのできる、
体験も開催されています!学校の宿題や課題研究としてお子さまが訪れたり、海外の方も訪れたりされるそう。
ご家族でものづくりをすることで、すてきな思い出ができそうですね^^
◯体験についてはこちら

明日8月25日朝6:00〜放送の『Artisan’s Talk』では、
特別編として、「ブータンでの伝統継承から学ぶ」というテーマで、矢島がお話させていただきます。
8月上旬にブータンを訪れた矢島。
放送では、他の国が「自国の文化を、次世代にどのようにつないでいるのか」に迫ってまいります。ぜひお聴きいただけますと嬉しいです。

これまでの放送内容


●つづれ織り職人 森紗恵子さん(前編後編
●京すだれ本舗「久保田美簾堂」久保田真司さん(前編後編
●京焼「蘇嶐窯」涌波まどかさん(前編後編
●京焼「蘇嶐窯」未来の5代目 涌波優太くん(特別編
●京都信用金庫の専務理事 榊田隆之さん(経済界編)
●漆芸工房「表望堂」島本 恵未さん(前編後編
●「京都 鳴滝 北澤造園」北澤真さん(前編後編
●京扇子「大西常商店」大西里枝さん(前編後編
●京焼「丈夫窯」加藤丈尋さんと新人職人の富澤さん・尾形さん(”お師匠さん”と”お弟子さん” 前編後編
●「株式会社 ウエダ本社」の代表取締役社長 岡村充泰さん(経済界編)
●「嵯峩螺鈿 野村」のむらまりさん、野村拓也さん(前編

aeru gojoホストシスター 中川

「Artisan’s Talk」番組詳細

放送局:「α-STATION」 FM京都
放送日時:毎週金曜日 朝6:00-6:25
リクエスト&メッセージはこちらから。
放送エリア:京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県の5府県
(FMラジオチューナーを通じてお聴きいただけます)
※なお、パソコンやスマートフォンでラジオが聴ける「radiko.jp」では、
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