京都の若手職人さんや、伝統を次世代につなぐ取り組みをされている方々のお声を毎週お届けしている、「α-STATION」FM京都のラジオ番組『Artisan’s Talk』
和える代表の矢島が、DJを務めさせていただいております。

9月15日の放送では、竹工房「喜節(きせつ)」の細川秀章さんをお招きしました!

竹工芸を次世代につなぐために〜「僕は竹工芸の道具」〜

竹を編んで籠やバッグを作っていらっしゃる、細川さん。
実は、30歳を超えて京都に移り住み、伝統産業の専門学校で学ばれ、
一から竹工房のお仕事を始められました。
京都に住んで10年以上が経つそうですが、もともとのお生まれは東京。
前職は、写真のレタッチという出版物の色味を調整をする
お仕事をされていたという細川さんは、30歳になった頃、
「読者はどんな反応をしているのだろうか、伝わっているのだろうか」
「このまま仕事を続けるのだろうか」と思ったことをきっかけに、
転職を決意したとおっしゃいます。
「手でものを作るのが好きだった。
やるなら手仕事の極みである伝統工芸に携わりたいと思った」と細川さん。
なかでも、竹の素材と工程に惹かれ、導かれるようにこの世界に入ったそう。

(写真:竹工房「喜節」細川さんのブログより)

そんな細川さんが竹工芸職人として、今思うことは、
「なぜこの技術が残ってきたのか、なぜ自分は技術を残したいのか」。
「過去のものではなく、生きたものにしていきたい。
竹で何かをしようとしているのではなく、竹工芸が残っていくために、
僕を道具としてどう活かしていくかというところにやりがいを感じる」と楽しそうにお話される様子が印象的でした。

竹工芸でバッグを作る〜現代の感性と和える〜

茶華道において、花をいける「花かご」作りに活かされている竹工芸。
細川さんは、現代の暮らしの中で、竹工芸を取り入れてほしいという想いで、
”洋服にも合うバッグ”を作っていらっしゃいます。

こちらは、細川さんが作った竹を編んだクラッチバッグ。
丁寧な編み方はもちろん、手に取るお客様の声に耳を傾け、
機能性や強度も追求したとのこと。

「その時々でベストを尽くし、想いから生まれる声を取り入れて形にするということを繰り返してきたのですね」と矢島も感想を話しておりましたが、まさに「伝統と革新」。
これまでの伝統を活かしながら、現代の感覚や感性を和えることで、
より良いものを生み出していく、「和える」の目指すお仕事を体現されていると感じました^^

明日9月22日(金)朝6:00〜放送の『Artisan’s Talk』では、引き続き、
竹工房「喜節(きせつ)」の細川さんにお話を伺ってまいります。どうぞお楽しみに!

お知らせ

10月の展示会にて、竹工芸をご覧いただけるそうです。
◯平成29年度 「京の名工展」/「京もの認定工芸士」作品展
日時:10月11日(水)~15日(日)
10:00~18:00(最終日は16:00まで)
場所:京都文化博物館 5階
入場料:無料

芸術の秋、どうぞ足をお運びくださいませ^^

aeru gojoホストシスター 中川

これまでの放送内容


●つづれ織り職人 森紗恵子さん(前編後編
●京すだれ本舗「久保田美簾堂」久保田真司さん(前編後編
●京焼「蘇嶐窯」涌波まどかさん(前編後編
●京焼「蘇嶐窯」未来の5代目 涌波優太くん(特別編
●京都信用金庫の専務理事 榊田隆之さん(経済界編)
●漆芸工房「表望堂」島本 恵未さん(前編後編
●「京都 鳴滝 北澤造園」北澤真さん(前編後編
●京扇子「大西常商店」大西里枝さん(前編後編
●京焼「丈夫窯」加藤丈尋さんと新人職人の富澤さん・尾形さん(”お師匠さん”と”お弟子さん” 前編後編
●「株式会社 ウエダ本社」の代表取締役社長 岡村充泰さん(経済界編)
●「嵯峩螺鈿 野村」のむらまりさん、野村拓也さん(前編後編
●特別編「ブータンの伝統継承から学ぶ」
●「山本合金製作所」鏡師 山本晃久さん(前編後編

「Artisan’s Talk」番組詳細

放送局:「α-STATION」 FM京都
放送日時:毎週金曜日 朝6:00-6:25
リクエスト&メッセージはこちらから。
放送エリア:京都府・大阪府・兵庫県・滋賀県・奈良県の5府県
(FMラジオチューナーを通じてお聴きいただけます)
※なお、パソコンやスマートフォンでラジオが聴ける「radiko.jp」では、
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